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熊伏山(くまぶしやま 1653m) 天気:晴れ/曇り
午前中の用事がキャンセルになって、今日の予定は夜の歓迎会だけになった。夕方までに帰ってこられる所へ行こう。考えるまでもなく、こういう場合は「熊伏山」に限ります。
↓塩の道の登山口
足神神社から先は林道にもうっすらと雪が有ったが、勢いをつけて塩の道の駐車スペースまで登った。駐車スペースの広場には作業小屋が建っており、林道の工事を行っている様だ。隅っこに車を停めて出発する。ところが、青崩峠の登山道の入り口には、遊歩道崩壊の為通行禁止の看板とバリケードが有る。ならば林道を進もうと、右へ上がる林道を行けば、こちらも通行禁止になっている。林道は直ぐ先で見事に崩落していた。工事はここの復旧だな、と納得。こちらはどうやっても通れそうにないので、登山口に戻って遊歩道を行けるところまで行ってみることにする。
↓ありゃりゃ遊歩道通行禁止って 右、ありゃりゃ林道も崩壊だって
まぁ、遊歩道が通れなくても、右の斜面を登れば崩壊した先の林道が有るので、なんとかなるだろうと。遊歩道に入ると直ぐに石畳が崩落していたが脇を簡単に通過する事ができた。その後、石畳は杉の枝と落ち葉に埋もれていたが、問題なく青崩峠まで上がることが出来た。
↓青崩峠
熊伏山への登山道に入るとすぐに遠山谷の展望が開ける。今日は青空が有るが、冷たい風が強く、アルプスは雲が掛かって見えない。青崩峠から反射板までは、青崩のガレの縁を急激に登る。途中で登山道が青崩に侵食されて崩落しおており、左に新しい巻き道が出来ていた。
↓登山道の新しい崩落箇所
新しい道は急斜面で滑りやすく、さらに雪が有るので気をつけて登る。その先で中間地点の反射板に着いた。ここからは聖岳が見えるはずなんだが、今日はアルプスは見られない様だ。
↓反射板
反射板から先は新雪が深くなる。一箇所登山道の左側(青崩れの反対側)が崩れている場所が有るが、未だ大丈夫の様だ。反射板から30分も登れば「青崩の頭」という標識が有る。この標識は初めて見るなぁ・・・
↓あれれ、青崩の頭だって・・
さらに雪が深くなるが、せいぜいすねくらいまでか。急な場所はトラロープも頼りになる。チョット痩せた尾根を過ぎれば、観音山への分岐になる稜線のピークに着く。
↓稜線の分岐点
右へ尾根道を下る。ここからは尾根道を3回ほど下って登ってを繰り返す。雪はさほど深くなく、凍ってもいないのでアイゼンは着けなかった。
↓新雪の道
最後に少し登れば熊伏山の山頂に着いた。ベンチに座ってチョット早いがコンビニムスビで昼飯にする。おっと、青空が消えて雪が舞ってきた、陽があたらないとさすがに寒いぞ。飯を喰ったら、さぁ、帰るか。あのガレ縁の急斜面の下りはいやだなぁ。。
↓山頂。
下り始めれば再び晴れ間が見えてきた。帰りは尾根の一箇所から東南側の展望が有り、黒法師岳のピラミッドが見られる。
↓帰りの尾根から 鎌薙の頭、丸盆岳、黒法師岳、バラ谷の頭 パノラマはこちら
帰り道で左足の太ももの裏側が痛い。そういえば先週の恩田大川入山で痛めたんだっけ。あ~忘れてた位いだから痛めたなんていう程では無いんじゃないのかな・・
TIME
塩の道駐車スペース(8:00)→青崩峠(8:20)→反射板(9:10)→(10:25)熊伏山(11:00)→反射板(12:05)→(13:05)塩の道駐車スペース