こんなに時間をかけて読んだのは久しぶりだ…
聞いたことのない曲名が出てくるたびに、
いちいち調べ、
YouTubeで聴けるものは、都度聴いてみる…
現代音楽の馴染みのない作曲家の作品も数多く出てくるので、
とにかく読み終えるのに時間がかかった…
今、私の頭の中では
シベリウスのピアノ曲《樅の木》が繰り返し流れている…
昨夜は、ピアニスト数人の演奏を聴き比べた。
哀愁を帯びたメロディが今の季節に似合っていて、
何度聞いても飽きない。
昨日は、
いきなり4件もの仕事の問合せがあって驚いたが、
今のところ確実なのは、1件のみ…
いずれにせよ、あとは来週か来年になってからの事だ。
コロナ禍よりずっと前から、
3日前になっていきなりドタキャンされたり、
1年分のスケジュールが白紙になったり…
そんな事を経験しているせいか、
エージェントからの話は《半分》くらいの気持ちで聞いたほうが間違いないと思っている。
自分で営業をせず、マネジメントを他社に任せると言うのは、そう言う事だ。
料金が折り合わなかったり、
研修先の上司の気が変わったり、
諸々の事情によって仕事の予定は変わる。
《予定は未定であって決定にあらず》
《人の話は半分で聞け》
この2つは、弱い立場である私のような講師の端くれには金言である。
シベリウスのピアノ曲《樅の木》は、
動かしづらくなった指のリハビリには丁度良さそうだ。
ヤマハのプリント楽譜で買って、時間のある時に少しずつ練習する事にした。
上皇后、美智子様もお好きな曲だとのこと…。
来年の春までには弾けるようになるかな?