2017-07-09 11:27:33
オーバーホール・メンテナンス 受付の記事を再記載・・
再投稿で、トップにもってきた。
と、いうのも、だいぶ前から、SONY CDP R3などの
問い合わせが多くあり、
これは、問い合わせの度に、詳細をお話ししなければならなくなり
結局、OHだけでは、音が良くない
音質改善をしても、どんだけ~~~~?と、いう状態で
それでも、触る以上は、
「何とか、聴ける音なんだろうね」と、いうところまでもっていきたいわけで・・・。
なんとか、聴ける音なんだろうね、と、いう表現は
当方にとってではなく、
オーナーさまにとっての「意味」である。
当方にとっては、
正直言って、音質改善までしても、
聴ける音ではない。
が、それでも、音質改善までもっていかなくては、
もっと、聴けない。
ひどい言い方であるが、
悩んだ末、音質改善までされるなら
メンテナンスしましょう。と、いう条件をつけさせてもらった。
実際を言えば、
OH~音質改善までする値段を考えると
非常にコスパの悪い機器である。
できるなら、お断りしたい機器なのだけど
それでも、聴きたいとおっしゃられるのなら
と、いう当方の妥協案である。
そして、SONY製品とは別に・・・
やはり、CDM-1搭載機器についての内容を
さげてしまったため(非公開にした)
どうしても、問い合わせがはいってきてしまう。
このCDM-1が手に入らないという事実の後ろに
発光ダイオード載せ換えピックアップが横行している。
と、言う事が理解されていない。
ここでは、何度も、書いたし
周知の方が多いとは思うけど
憧れのAudio本編では、はっきりとは触れていない。
CDM-1の絶対数が無い処に
僅かばかりのオリジナル・ピックアップも、
発光ダイオード載せ換えでレンズ照準がくるってしまっている。
この元は、おそらく、きちんとした検査機器などをもったところが
載せ換えを行っていたと思われる。
と、いうのも
B226では、照準があっていたものが
A727にのせたかえたら、まったく、読み取らなくなってしまったと言う事があった。
B226のほうは、30年前に購入したきり、
どこにも、だしていないという。
それでも、ダイオード載せ換えピックアップが付いていたと言う事は
おそらく、B226にタイアップして、照準をあわせることをした技術者がいたと考えられる。
ところが、A727に載せ換えると、照準があわない。
いや、B226でも、照準があってないというより、
狭い範囲で、なんとか、照準があっていただけだと思える。
A727において、わずかな、設置位置の違い、高さの違いなどがあり、
その狭い照準では、許容できなかったのだろう。
これを考えると、
この先、発光ダイオードをきちんと載せ換える技術者があらわれたとしても、
1対1(その機器だけの、そのピックアップ)になる可能性が有る。
このような状態を考えると、
無理にCDM-1搭載機器にこだわる必要があるだろうか?
と、思う。
結局、狭い照準でなんとか音がなっていても、
実際の音質という部分では
やはり、ひろいあげている音も狭くなっていると思える。
ただ、ダイオードの値が異常に高い。
だから、狭い照準でも、音がでているように感じる。
やはり、アフターパーツのアフターになるほど
性能が落ちていると思える。
このような、元々の性能を引き継ぐことが出来ず
まあ、なんとかなっているからよかろう。
と、
なったのは、CDM1発光ダイオード自体が
元の数値でなくなっていても
照準が狭くても
発光値?をたかくしておけば、なんとかなる。
と、いうところなのだろう。
本編、憧れのAudioには、
CDM-1、発光ダイオード載せ換えのピックアップが
ダメだった(と、いっても、今のところ、全滅)場合
OH不可能ということで、掲載を行っていないため
実際、どれくらいダメかが、ピンとこないと思うが
CDM-1は、壊滅状態と言ってよい。
現在、使用されているものが、オリジナルであれば、
それが、壊れても、とりあえず、保管されておくことをおすすめはしておく。
この先、高橋を含め、ほかの技術者が
修復できるようになるかもしれない。
だが、一抹の不安は、先に書いたように、
発光ダイオードの数値が上がったものしか
手に入らないのであれば(現状がその状態)
照準がきちんと合えば合ったで、
ピックアップの寿命が短いと考えられる。
発光ダイオードの数値がまともなもので
と、なってくると、
結局、破損した?オリジナルのピックアップから
状態の良いダイオードを取り出すことになり
実際の絶対数は、ますます減ってくる。
この先のことを考えても、
新たなるアフターパーツのしっかりした物が
作られることを期待するしかないが、
まず、無理だろう。
たぶん、PC-AUDIOあたりの
充実がはかられ
電流値が不足することになる変換を、何度もかけなくても、
音がでるような機構が作られるだろう。
この時の為にも、
WADIA\LTDの機構をそのままに
ピックアップ部分をデータ回線に換えても何とかなるものが
作れたら良いと思う。
が、6のピックアップ、かなり、優れもの。
CDM-1は、失礼ながら
壊滅しても、まあ、仕方がないと言える音であるが
6のピックアップは、そうは、とんやがおろせない。
データ回線での動作が仮に可能になったとしても
6のピックアップの音は、おそらく出ない。
ピックアップの個性というのもあるが、
CDM-1の多くは、ビットストリーム形式を使っている。
一方、WADIAの多くはマルチビット形式のため
ここで、すでに距離感・立体感が表現されてくるけど
これに耐えられるピックアップであると考えると
CDM-1 は、もしかすると、
ビットストリーム形式でないと
良い音がでないというか・・・
多くが、まともな、距離感・立体感がでてこないところ見ると
フラット性の高い、ビットストリーム形式に対応するしかなかったかと思う。
このあたりは、
CDM-1だって、距離感・立体感があるという反論もあると思うが
それは、6LTDなどを聴いていない状態での
耳の聞き分けであるため
6LTDを聴いているものからすると
あまりにも、立体感・距離感が薄いと感じる。
この辺りも、一時期は6だけに特化した物だったが、
今は、変更1、変更2に当たる部分で
他WADIAも立体感・距離感・実在感が濃くなっている。
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