道端にアケビの花が沢山あった、といっても見つけたのはヨメ。アケビの花を見たのは初めて。1cmくらいの小さな花。拡大すると綺麗だけど、沢山咲いてる割に全然目立たない。
花の話はこれでおしまいと思ったらアケビには雄花と雌花があるそうで、ここに写ってるのは雄花。写真は3枚撮ったけど雌花は1つも写っていなかった。観察眼、まだまだだな。
佐久から諏訪に行く時は中仙道の和田峠越えをする。その地名にちなんだ高さ10cmくらいの小さな草があってワダソウ。花びらの中に黒い点があるように見えたけどオシベの先だった。
タラノメ、フキノトウ、コゴミ、食べる事は出来るけど感想を聞かれれば 「 別に 」 って感じだ。なので山菜というのは一切食べない。というか雑草と呼んでいる。
でも例外になったのがミツバ。林の中でヨメが見つけた。こんな所に自生してるんだね。区別も簡単だそうでこういう風に葉が3枚というのは他に無いそうだ。
しかし年に1度くらいニラと間違って水仙の葉を食べて食中毒なんてニュースを聞く。妖しい毒草じゃないかと心配すると摘み取った葉の茎を鼻の前に出した。確かにミツバの匂いだっだ。
あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり、なんて詠われていた頃、色を表す言葉は「あか」、「あお、」「しろ」、「くろ」の4つしかなかった。紫などは皆植物の名で、濃い黄色を表す山吹も山によく生えている木である。だからシロヤマブキなんていうと、黒い白鳥って感じだ。
ところがこのシロヤマブキ、念のために調べてみたらヤマブキの白版ではなくて同科異属の木だった。それが証拠かどうか、ヤマブキの花弁は5枚、シロの方は4枚。葉が似てるからてっきり花も同じかと思ってた。