第八章 ヘソンの想い
![](https://kyoto.cool.ne.jp/pekineseboo/27_4200_199.gif)
「30年前、日本の大学へ勉強しに行った時、ボクは一人の女性に恋したんだ 」
タイコ「ふ~~~~ん、そんな柄には見えないけどね。」
ヘソン「実は、その女性には、おへそがなくて、へのへのもへじとお腹に書いてあったんだ!」
修二「なんで、わかったんですか?お腹を見た、という事ですか?」
ヘソン「う、う、うん 」
伊都子 「それで?」
ヘソン 「彼女は、それが理由で結婚できない、と言ったんだ、ボクはそれでも彼女と一緒になりたかった・・・」
聞いていた修の顔色が、変わった。。。。
なにもかもが 自分と同じだ。。。修は思った
修「へソン教授! ちょっと お聞きしたいのですが・・・その30年前にあなたが愛した女性とは 一緒になれたのですか!? それとも・・・」
へソン教授「修君、・・・残念ながら一緒にはなれなかった」
修「では、その女性は今も日本にいるのですか!?」
その質問に ヘソン教授は、少しためらいを見せながら、ラッタホテル25階の窓から ソウル市内の景色を見下ろし
へソン教授「たぶん 日本で幸せに暮らしているとお思う」と言った
修「何故そう思うのですか!?」
へソン教授「別れた女性が 不幸であってほしくないからだよ」
修「では、本当の事は 分からないのですね!?」
伊都子「修さん、何だか変よ。どうしてその女性の事ばかり聞くの!?」
修「・・・・それは、・・・・」
修二「兄さん どうしたんだい!?」
修「修二、ヘソン教授が愛していたと言う女性は・・・かあ~さんの事なんだ・・・」
修二・伊都子・タイコ それに ヘソン教授みんな一声に。。。
「ドッヒャ~~~~~~~~~~ン 」
ヘソン教授「き、き、君っ!今なんて言ったんだ!」
修「教授、その女性は 僕のかあ~さんの事です!修二は 覚えていないかもしれないが僕ははっきり覚えている。かあ~さんのお腹には、確かに「へのへのもへじ」があったんだ。子供だった僕が不思議がって聞いた時・・・」
=回想シーン=
修「かあ~しゃんのおへそは、どうちて「へのへのもへじ」なの!?」
修子(母)「修、かあ~さんのおへそはこの世でたった1つしかない 貴重なおへそなのよ。このおへそは誰でもが持っているものじゃあ~ないの。神様に選ばれた人間だけが持っているものなのよ。だから、ほら、あなたのおへそ見て御覧なさい
あなたのおへそも「へのへのもへじ」でしょ!」
そう言われると、修は自分のへそ周りを見た
修「あっ!!!ホントだ!!!」
修「そうだっ!!かあさんをこのラッタホテルに呼ぼう!」
ヘソン教授「来てくれるだろうか??」
修「大丈夫ですよ。僕と同じだから。。」
そう言い終わるとすぐに携帯で電話をした。
修「かあさん!!僕だよ。修だよ。」
母「な~に?今頃電話してきて・・」
修「かあさん! 代も宿泊代も も全部ただだから、今すぐラッタホテルに飛んできて!!」
母「なんと!!ただ あ”~ そのただという言葉の響き~ 最高 だわ かあさん、今すぐ支度してラッタホテルまで行くわ~」
と、母は最後まで用件を聞かないで、携帯電話を切ってしまい・・・
修「あれあれ・・もう切っちゃったよ。今すぐかあさんがこちらに来るってさ」
ヘソン教授「昔と変わらないね 。ただという言葉に弱いおひとだったから・・・」
ヘソン教授の心の中・・・
・・・・・・修子さん・・・あれほど“ただは怖い”って教えたのに・・・・・・
修 「教授、僕ら、ちょっとソウル観光してきてもいいですかね?」
教授「ああ、いいよ・・・でも、夜には帰ってきてくれよ、君たちと、君たちのお母さんと・・・積もる話があるからね」
そして、四人は出かけるのであった・・・。
修二「兄さん・・・僕のへそは、へのへのもへじじゃないんだよね・・・どうしてだろうか・・・」
タイコ「バカね、だからそれを今から探りに行くんじゃない」
修二「へ?どこへ?」
タイコ「例のところよ・・・」
例の所とは・・・・・・
韓国あかすり的エステであった・・・。
修子は、何十年ぶりかで、ウキウキしていた。
「あのヘソンが、私に会いたがっている 」
それに「ただ・・・」
とは言え、空港へ行く前に、近所のスーパーで、ヘソンの大好きな「牛丼」「すき焼き丼」「天丼」「親子丼」「西郷ドン」を買い込み、スーツケースに詰めて、いそいそと出かけたのであった。。。
一方、韓国でアカスリに行った、4人は・・・
伊都子「でも、恥ずかしいわ、だって~。。。」
最初は、嫌がっていたアカスリだったが、
始まってみると、その心地良さに、ウトウトしてしまった 。
「オワリマシタヨ」浅い眠りから覚めた伊都子は、自分のお腹のあたりがスッキリしたのを、不思議に思った。。。
何と、 でべそが、きれいな「オ ヘ ソ 」になっていた
タイコ「ああ、じゃあ、あれは、でべそじゃなくて、単にアカのカタマリだったのね 」
伊都子 「あ、あ、あら~」
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「30年前、日本の大学へ勉強しに行った時、ボクは一人の女性に恋したんだ 」
タイコ「ふ~~~~ん、そんな柄には見えないけどね。」
ヘソン「実は、その女性には、おへそがなくて、へのへのもへじとお腹に書いてあったんだ!」
修二「なんで、わかったんですか?お腹を見た、という事ですか?」
ヘソン「う、う、うん 」
伊都子 「それで?」
ヘソン 「彼女は、それが理由で結婚できない、と言ったんだ、ボクはそれでも彼女と一緒になりたかった・・・」
聞いていた修の顔色が、変わった。。。。
なにもかもが 自分と同じだ。。。修は思った
修「へソン教授! ちょっと お聞きしたいのですが・・・その30年前にあなたが愛した女性とは 一緒になれたのですか!? それとも・・・」
へソン教授「修君、・・・残念ながら一緒にはなれなかった」
修「では、その女性は今も日本にいるのですか!?」
その質問に ヘソン教授は、少しためらいを見せながら、ラッタホテル25階の窓から ソウル市内の景色を見下ろし
へソン教授「たぶん 日本で幸せに暮らしているとお思う」と言った
修「何故そう思うのですか!?」
へソン教授「別れた女性が 不幸であってほしくないからだよ」
修「では、本当の事は 分からないのですね!?」
伊都子「修さん、何だか変よ。どうしてその女性の事ばかり聞くの!?」
修「・・・・それは、・・・・」
修二「兄さん どうしたんだい!?」
修「修二、ヘソン教授が愛していたと言う女性は・・・かあ~さんの事なんだ・・・」
修二・伊都子・タイコ それに ヘソン教授みんな一声に。。。
「ドッヒャ~~~~~~~~~~ン 」
ヘソン教授「き、き、君っ!今なんて言ったんだ!」
修「教授、その女性は 僕のかあ~さんの事です!修二は 覚えていないかもしれないが僕ははっきり覚えている。かあ~さんのお腹には、確かに「へのへのもへじ」があったんだ。子供だった僕が不思議がって聞いた時・・・」
=回想シーン=
修「かあ~しゃんのおへそは、どうちて「へのへのもへじ」なの!?」
修子(母)「修、かあ~さんのおへそはこの世でたった1つしかない 貴重なおへそなのよ。このおへそは誰でもが持っているものじゃあ~ないの。神様に選ばれた人間だけが持っているものなのよ。だから、ほら、あなたのおへそ見て御覧なさい
あなたのおへそも「へのへのもへじ」でしょ!」
そう言われると、修は自分のへそ周りを見た
修「あっ!!!ホントだ!!!」
修「そうだっ!!かあさんをこのラッタホテルに呼ぼう!」
ヘソン教授「来てくれるだろうか??」
修「大丈夫ですよ。僕と同じだから。。」
そう言い終わるとすぐに携帯で電話をした。
修「かあさん!!僕だよ。修だよ。」
母「な~に?今頃電話してきて・・」
修「かあさん! 代も宿泊代も も全部ただだから、今すぐラッタホテルに飛んできて!!」
母「なんと!!ただ あ”~ そのただという言葉の響き~ 最高 だわ かあさん、今すぐ支度してラッタホテルまで行くわ~」
と、母は最後まで用件を聞かないで、携帯電話を切ってしまい・・・
修「あれあれ・・もう切っちゃったよ。今すぐかあさんがこちらに来るってさ」
ヘソン教授「昔と変わらないね 。ただという言葉に弱いおひとだったから・・・」
ヘソン教授の心の中・・・
・・・・・・修子さん・・・あれほど“ただは怖い”って教えたのに・・・・・・
修 「教授、僕ら、ちょっとソウル観光してきてもいいですかね?」
教授「ああ、いいよ・・・でも、夜には帰ってきてくれよ、君たちと、君たちのお母さんと・・・積もる話があるからね」
そして、四人は出かけるのであった・・・。
修二「兄さん・・・僕のへそは、へのへのもへじじゃないんだよね・・・どうしてだろうか・・・」
タイコ「バカね、だからそれを今から探りに行くんじゃない」
修二「へ?どこへ?」
タイコ「例のところよ・・・」
例の所とは・・・・・・
韓国あかすり的エステであった・・・。
修子は、何十年ぶりかで、ウキウキしていた。
「あのヘソンが、私に会いたがっている 」
それに「ただ・・・」
とは言え、空港へ行く前に、近所のスーパーで、ヘソンの大好きな「牛丼」「すき焼き丼」「天丼」「親子丼」「西郷ドン」を買い込み、スーツケースに詰めて、いそいそと出かけたのであった。。。
一方、韓国でアカスリに行った、4人は・・・
伊都子「でも、恥ずかしいわ、だって~。。。」
最初は、嫌がっていたアカスリだったが、
始まってみると、その心地良さに、ウトウトしてしまった 。
「オワリマシタヨ」浅い眠りから覚めた伊都子は、自分のお腹のあたりがスッキリしたのを、不思議に思った。。。
何と、 でべそが、きれいな「オ ヘ ソ 」になっていた
タイコ「ああ、じゃあ、あれは、でべそじゃなくて、単にアカのカタマリだったのね 」
伊都子 「あ、あ、あら~」
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