第六章 秘密
修と修二は 大阪のとある場所にいた
大阪のおばちゃん「どないしたん二人揃うて」
修「おばちゃん 今日は おばちゃんに 相談があってきたんや」
大阪のおばちゃん「なんやろ ゆうてみ」
修「おかんがな 俺達に 商売をゆずるゆうてんねん」
大阪のおばちゃん「いや~ そうかいな いいやんかあ。なんや 不服そうやな」
修「ちがうねん おばちゃん。その仕事とゆうのがな 韓国に最低3年間おらんとあかんねん」
大阪のおばちゃん「・・・行ったらいいやん 何か問題でもあるん?」
修「うん・・・伊都子のことやねん」
大阪のおばちゃん「あんたら 一緒になるんとちがうん?一緒に行ってくれへんのか?」
修「いや まだはっきりした返事は聞いてへんねんけどな」
大阪のおばちゃん「ほな 一緒に来て 側にいててほしいってゆうたらいいねん。今 離したらあかんよ」
修「俺もそうしたいねんけどな。伊都子 なんか隠しているような気がするねん」
大阪のおばちゃん「太木 数子先生には なんとゆうてはるの?」
修「韓国行きなさいって」
大阪のおばちゃん「そうか やっぱり 行ったほうがええねんな。伊都子ちゃんの悩み 聞いてやらんとあかんわな」
「そいで 修二ちゃんは どないするねん?」
修二「まだ はっきりは 決めてへんけど おかんの側にいてあげようとおもてんねん」
大阪のおばちゃん「そうか それがええわ。ほんま ふたりともえらい おおきゅうなってもうて いい息子たちやわ。お母さんも幸せもんやね」
こうゆうと、大阪のおばちゃんは 青いハンカチを出して 目頭をおさえた
大阪のおばちゃん「ところで 修ちゃん 伊都子ちゃん 何隠してんのやろな」
修「うん・・・」
修は早く 伊都子に逢いたいと思った
その頃・・伊都子は修からの言葉に悩んでいたのであった。
伊都子(心の中)「どうしよう。。。修さんの事大好きなのに。。もし、結婚したら私の体は見られちゃうわよね。困ったわ。。どうしよう。。。」
伊都子は、困り果ててあらゆる美容整形の病院をネットで調べていた。
伊都子「あったわ!!この韓国のビョンビョン病院なら、私の事診てもらうに不足はないわ!」
そう。。伊都子は何を隠そう・・でべそだったのだ。
子供の頃からそのことが気になり、おへそを見ると暗くなっていた。
今までは 修さんとの夜を過ごす時・・・
なんとか 上手く誤魔化してきたけれど・・・
結婚となると そうはいかない
一緒にお風呂にも入るだろうし、明るい朝の日差しの中で・・・って事もあるだろうし、伊都子は 本当に悩んでいた
そんな時・・・あのタイコがやって来た
タイコ 「伊都ちゃん なんか悩み事でもあるん!?」
伊都子 「え”っ ・・・どうして分かったの!?」
タイコ 「だって、伊都ちゃんの顔に「悩みアリ!」って書いてあるもん」
そう言われて慌てて鏡を見る伊都子
伊都子 「もう~タイコの嘘つき!そんなこと書いていないじゃあ~ない 」
タイコ 「さあ~白状しなさい!何 悩んでんの!?」
伊都子 「タイコには叶わないわね・・・実はね、私、でべそなの・・・」
タイコ 「・・・・・ぶっはははははははっ!!!」
伊都子 「タイコ、そんなに笑わなくてもいいじゃない、私真剣なんだから」
タイコ 「ごめんごめん、で、何が心配なの!?」
伊都子 「私、修さんと結婚するでしょ・・・そうしたら 修さんに この事が知れてしまうわ」
タイコ 「なあ~んだ そんなこと それなら いい解決方法があるわ」
伊都子 「えっ!? ホント!?タイコ!?」
修は一刻も早く伊都子に会いたかった。
辛い隠し事なら、全部、僕が引き受ける、そう思った。。。
伊都子は、一刻も早く韓国へ行きたかった。。。
修に話している間はない、でも誰かに言わなければ・・・
「そうだ、タイコちゃんがいい、彼女ならわかってくれる。」
そう思い電話したタイコからの返事は・・・
タイコ「ナヌ?でべその手術 。
それならビョンビョン病院の院長のガチャン先生が、でべその手術の世界的権威だもの、今までに数千人の手術に成功しているんだから、絶対、大丈夫、早く行った方がいいわ。」
伊都子「でも、修さんには内緒で行くからその間お願いね」
タイコ「どうして内緒にするの?確か修さんもガチャン先生の手術を受けているはずよ。」
伊都子・・・目が点・・・「ええっ、ホント?でも、タイコちゃん、どうしてそれを知っているの?」
タイコ「この間、皆で食事して飲んだ時に、修さんが言っていたのよ。そしたら、修二さんもだって!アハハ、実は私もなのよ~~~~ん」
皆、デベソ仲間だった・・・
伊都子は、嬉しかった・・・
4人の運命を感じ、ソウル行きの支度を急いだ。。。
とても嬉しい伊都子だったが、修に内緒、と言ってしまったし、なにより・・・修からデベソのことを聞いたわけじゃなかったから、知っているということも・・・
それから自分がでべそだということも出来ず、やっぱりタイコに後、うまくごまかしてくれるように頼み、いそいそとスーツケースを持って、空港へ向かうのだっ・・・。
そして、一歩遅れて、タイコの待つ、伊都子のアパートへ修登場
早く・・・早く会いたくて、会いたくて・・・
流れる汗もそのままに、修はこのくそ寒いのに汗だくでTシャツ姿だった。
タイコ:「修さん、どっ・・・どうしたの!?」
修 :「伊都子・・・タイコさん、伊都子は??」
タイコ:「伊都子なら・・・ちょっと、出かけたわ・・・」
修 :「どっ・・・どこへ!?」
凄い剣幕で肩をつかみ、ぶんぶん振られたタイコは驚いた。
タイコ:「ど・・・どうかしたの?何か・・・」
修 :「伊都子は・・・伊都子は何か言っていたか??」
タイコ:「いっ・・・いいえ・・・ちょっと出張で数日かかるけど、大丈夫よ」
修 :「なにぃ~~~~~~ 数日。 嫌な予感がする・・・・・・やっぱり俺は遅かったのか~~~~~ 」
突然泣き出す修に、タイコはうろたえる。
修は、伊都子が深い悩みを持っていて、自分にもいえないまま・・・もしかしたら、もしかするかもしれない、などと勝手に妄想して泣き喚きだした。
タイコはあまりにも哀れに思い、内緒のはずだったけれど、実はこうこうで、今空港に・・・と話してしまった。
すると、話を最後まで聞かず、修は部屋を飛び出して行った。
修と修二は 大阪のとある場所にいた
大阪のおばちゃん「どないしたん二人揃うて」
修「おばちゃん 今日は おばちゃんに 相談があってきたんや」
大阪のおばちゃん「なんやろ ゆうてみ」
修「おかんがな 俺達に 商売をゆずるゆうてんねん」
大阪のおばちゃん「いや~ そうかいな いいやんかあ。なんや 不服そうやな」
修「ちがうねん おばちゃん。その仕事とゆうのがな 韓国に最低3年間おらんとあかんねん」
大阪のおばちゃん「・・・行ったらいいやん 何か問題でもあるん?」
修「うん・・・伊都子のことやねん」
大阪のおばちゃん「あんたら 一緒になるんとちがうん?一緒に行ってくれへんのか?」
修「いや まだはっきりした返事は聞いてへんねんけどな」
大阪のおばちゃん「ほな 一緒に来て 側にいててほしいってゆうたらいいねん。今 離したらあかんよ」
修「俺もそうしたいねんけどな。伊都子 なんか隠しているような気がするねん」
大阪のおばちゃん「太木 数子先生には なんとゆうてはるの?」
修「韓国行きなさいって」
大阪のおばちゃん「そうか やっぱり 行ったほうがええねんな。伊都子ちゃんの悩み 聞いてやらんとあかんわな」
「そいで 修二ちゃんは どないするねん?」
修二「まだ はっきりは 決めてへんけど おかんの側にいてあげようとおもてんねん」
大阪のおばちゃん「そうか それがええわ。ほんま ふたりともえらい おおきゅうなってもうて いい息子たちやわ。お母さんも幸せもんやね」
こうゆうと、大阪のおばちゃんは 青いハンカチを出して 目頭をおさえた
大阪のおばちゃん「ところで 修ちゃん 伊都子ちゃん 何隠してんのやろな」
修「うん・・・」
修は早く 伊都子に逢いたいと思った
その頃・・伊都子は修からの言葉に悩んでいたのであった。
伊都子(心の中)「どうしよう。。。修さんの事大好きなのに。。もし、結婚したら私の体は見られちゃうわよね。困ったわ。。どうしよう。。。」
伊都子は、困り果ててあらゆる美容整形の病院をネットで調べていた。
伊都子「あったわ!!この韓国のビョンビョン病院なら、私の事診てもらうに不足はないわ!」
そう。。伊都子は何を隠そう・・でべそだったのだ。
子供の頃からそのことが気になり、おへそを見ると暗くなっていた。
今までは 修さんとの夜を過ごす時・・・
なんとか 上手く誤魔化してきたけれど・・・
結婚となると そうはいかない
一緒にお風呂にも入るだろうし、明るい朝の日差しの中で・・・って事もあるだろうし、伊都子は 本当に悩んでいた
そんな時・・・あのタイコがやって来た
タイコ 「伊都ちゃん なんか悩み事でもあるん!?」
伊都子 「え”っ ・・・どうして分かったの!?」
タイコ 「だって、伊都ちゃんの顔に「悩みアリ!」って書いてあるもん」
そう言われて慌てて鏡を見る伊都子
伊都子 「もう~タイコの嘘つき!そんなこと書いていないじゃあ~ない 」
タイコ 「さあ~白状しなさい!何 悩んでんの!?」
伊都子 「タイコには叶わないわね・・・実はね、私、でべそなの・・・」
タイコ 「・・・・・ぶっはははははははっ!!!」
伊都子 「タイコ、そんなに笑わなくてもいいじゃない、私真剣なんだから」
タイコ 「ごめんごめん、で、何が心配なの!?」
伊都子 「私、修さんと結婚するでしょ・・・そうしたら 修さんに この事が知れてしまうわ」
タイコ 「なあ~んだ そんなこと それなら いい解決方法があるわ」
伊都子 「えっ!? ホント!?タイコ!?」
修は一刻も早く伊都子に会いたかった。
辛い隠し事なら、全部、僕が引き受ける、そう思った。。。
伊都子は、一刻も早く韓国へ行きたかった。。。
修に話している間はない、でも誰かに言わなければ・・・
「そうだ、タイコちゃんがいい、彼女ならわかってくれる。」
そう思い電話したタイコからの返事は・・・
タイコ「ナヌ?でべその手術 。
それならビョンビョン病院の院長のガチャン先生が、でべその手術の世界的権威だもの、今までに数千人の手術に成功しているんだから、絶対、大丈夫、早く行った方がいいわ。」
伊都子「でも、修さんには内緒で行くからその間お願いね」
タイコ「どうして内緒にするの?確か修さんもガチャン先生の手術を受けているはずよ。」
伊都子・・・目が点・・・「ええっ、ホント?でも、タイコちゃん、どうしてそれを知っているの?」
タイコ「この間、皆で食事して飲んだ時に、修さんが言っていたのよ。そしたら、修二さんもだって!アハハ、実は私もなのよ~~~~ん」
皆、デベソ仲間だった・・・
伊都子は、嬉しかった・・・
4人の運命を感じ、ソウル行きの支度を急いだ。。。
とても嬉しい伊都子だったが、修に内緒、と言ってしまったし、なにより・・・修からデベソのことを聞いたわけじゃなかったから、知っているということも・・・
それから自分がでべそだということも出来ず、やっぱりタイコに後、うまくごまかしてくれるように頼み、いそいそとスーツケースを持って、空港へ向かうのだっ・・・。
そして、一歩遅れて、タイコの待つ、伊都子のアパートへ修登場
早く・・・早く会いたくて、会いたくて・・・
流れる汗もそのままに、修はこのくそ寒いのに汗だくでTシャツ姿だった。
タイコ:「修さん、どっ・・・どうしたの!?」
修 :「伊都子・・・タイコさん、伊都子は??」
タイコ:「伊都子なら・・・ちょっと、出かけたわ・・・」
修 :「どっ・・・どこへ!?」
凄い剣幕で肩をつかみ、ぶんぶん振られたタイコは驚いた。
タイコ:「ど・・・どうかしたの?何か・・・」
修 :「伊都子は・・・伊都子は何か言っていたか??」
タイコ:「いっ・・・いいえ・・・ちょっと出張で数日かかるけど、大丈夫よ」
修 :「なにぃ~~~~~~ 数日。 嫌な予感がする・・・・・・やっぱり俺は遅かったのか~~~~~ 」
突然泣き出す修に、タイコはうろたえる。
修は、伊都子が深い悩みを持っていて、自分にもいえないまま・・・もしかしたら、もしかするかもしれない、などと勝手に妄想して泣き喚きだした。
タイコはあまりにも哀れに思い、内緒のはずだったけれど、実はこうこうで、今空港に・・・と話してしまった。
すると、話を最後まで聞かず、修は部屋を飛び出して行った。
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