「アリス・イン・ワンダーランド／時間の旅」

2D字幕で鑑賞。
（地方じゃ3Dだと吹替えしかないんだよね…）

きっと3Dだったら迫力も違うんだろうと思われる冒頭の航海シーンで
いきなり持ってかれた感じ。
あまり期待していなかったせいか（ごめんなさい）、意外と楽しめちゃった。

やはり独特の世界観があって、衣装や小物類へのこだわりを感じるし、 
建物や風景の創り方も凝っていて、その辺り観る価値あり。
映像もきれい。

その見た目に負けないくらい、濃いキャラクターたち。
前作から変わらないキャストなので、一度復習しておくとよいかもしれない。
アリス（ミア・ワシコウスカ）は人間的に成長してる！
続き物はそうでなくっちゃ！
そして今作でさらに一皮むけたというか（笑）

ジョニー・デップは最近いろいろとお騒がせだけど、
こういう役を演じたら本当にぴったりなんだな。
今回は、いろいろな表情（色？）を見せてくれて、こちらも好演だったと思う。
彼の家族の問題が大きなベースになっていたけれども、
アリス自身に重ね合わせることもあって、
家族愛が一つ大きなテーマとなっていたのかなぁ。

というのも、赤の女王と白の女王の過去が今作では描かれているのだけど、
まさか彼女たちにも家族にまつわるあんな過去があったとは…
赤の女王のひねくれっぷりの理由が分かる。
白の女王がひどいわぁ^^;

いろいろヘンテコな設定も、ファンタジーものだと思えば許せるし、
昔夢中になっていたおとぎ話なんて、だいたいそんなもんだよね。
夢を見ててもそうだし。

今回、タイムというキャラが出てきて、けっこういい味出てた。
おかしいヘアだし衣装もぶっ飛んではいるけど、ちょっと好きになりそう（笑）
それと、SHERLOCKファンなら「おっ！」と気付くと思われるけど、
アンドリュー・スコットがあるシーンで登場してるから驚いた。知らなかった。

自分的にはなかなかに楽しめる要素があったので満足です。

映画本編とは関係なく、このアリス・イン・ワンダーランド上映前の予告で、
エレクトーンのCMが入るんだよねー♪♪（演奏シーンはあんまないけど）
実はその話も聞いていたので、ちょっと楽しみにしてたんだわ。
またブーム来そうな予感がするけど、どうかな？
たくさんの人が見てエレクトーン人口増えたら嬉しいな…自分がへたっぴな分…