『ありがち日記』

雷が鳴ってます

春の雷。
桜はまだ咲かないけど、ちょっとずつ冬から春へ。

今日は映画の感想を2つほど。


*オーケストラ!

おススメされて観てみたんだけど、音楽好きだったら、まずだいたい満足では。
スピーカーのサラウンドをONにしてたので、真夜中にも関わらず、大音量で鑑賞したった。
家族には大ブーイング。あったり前です。

ロシアが舞台で、物語にかかわる時代背景を知らなかったので、少し難しかったかな…。
ソ連時代に指揮者を解雇されて30年間清掃員として働いていた主人公が、
ふとしたことからボリショイ交響楽団の指揮者になり済まして、昔の団員を集め、
パリで公演をしてしまうということが、まずあり得ない設定なんだけども(笑)、楽しめる。
端的にストーリーをいい感じにまとめてくれていて、不完全燃焼もなし。

切ない、悲しいストーリーもあり。

でも最後はハッピーなエンディング!グー!

それにしても、おススメしてくれた人の身ぶり手ぶりの再現と同じで、それがまたおかしかった。
もちろん肝心な部分は内緒にしてくれと頼んで正解^^;
そこが重要なポイントだった、本当に…。危ない危ない。


*呉清源 極みの棋譜

チャン・チェン主演なので、いつか観たいと思っていた作品。
囲碁の世界のことはまるで何にも知りませんけれども、こんな素晴らしい方がいたんですねー!
将棋とかテレビで見ていて、ものすごい精神世界(?)なんだろうなぁと思っていたけど、
囲碁もすっごいわー。てか呉清源さんがすごいんだ。

この方が、来日して、囲碁を極め、だいぶ高齢になるまでを描いた作品。
ご本人の本か何かから引用された言葉の数々が、とても心に響く。
何だったかな?『私の人生には「真理」と「囲碁」の2つしかない』みたいな言葉があって、
もうこれは何かを悟っている人の言葉だと感じた。
今も90歳を超えて、囲碁の研究か何かをされているそうな。まだまだ極め続けるのですね。

それにしても激動の、波乱万丈の人生としか言いようがない。

その中で、常に淡々と、冷静に囲碁に打ち込む姿は、神々しくさえ見えてきて。
チャン・チェンの素晴らしさも再認識した、というわけです。監督さんもすごいんだ。

何だか深い。


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