人間ドックは延期となり(泣)、おかげで気を集中して行ってきました武道館。
入場する手前でフジテレビにインタビューされてしまったUちゃんと私。
思いっきりライトをあてられて恥ずかしかったけど、気の利いたコメントが
言えなかったので公共の電波にのることはないでしょう(笑)
「ジョンレノンを撃ったマークチャップマンに対して思うことは?」とか
いきなり訊かれてもねぇ(汗)
入場して席に向かう途中、PAのあたりからステージを眺めるカエラちゃんに遭遇。
ベリーショートの明るい髪に赤いマフラーがとっても可愛かったです。
席は2年前とほとんど同じ、アリーナ2ブロック目のかなり右寄り。
ステージにはインディアンツアーのような白い幕。
ほどなく客電が落ち、白い幕に3人のシルエットが浮かび上がって・・・。
「左の帽子の人、吉井さん?」
「うん、でもワイドパンツ、、って今の吉井さんには有り得なくない?」
「いや、あれはパンツのシルエットじゃない、ロングコートだよ!」
「だったら、吉井さんだ!」
幕が下り、
「当たり~~~~~!」(笑)
と、騒ぐ熟女ふたり(笑)
「吉井さーーーーーん」
「吉井さーーーーーーーーーーん」
周りからもこの声がたくさん飛びまくり(嬉)
吉井さんの出で立ちは、リボン付きの黒い帽子に紫のロングコート、
あのコート、「バラ色~」の時に雑誌『B PASS』の巻頭で着ていたやつね。
その前にも「音人」か何かで着ていたかな。
吉井さん、物保ちいいわぁ~~(笑)
これです↓
中にベージュのTシャツ(プリントはジョン?)、お馴染みヒョウ柄ストール、
ボトムはジーンズ、それに濃いサングラス。
脱いで帽子!(笑)
外してサングラス!(笑)
お後ふたりは民生ちゃんと斉藤和義氏。
いきなり歌い出しが吉井さん。曲名分かりません(汗)
3人に忌野清志郎氏が加わって【Don't let me down】だったかな。
(興奮してうろ覚え)
清志郎さん、復活おめでとうございます。
声も依然と変わらず迫力ありました。
そして、やっぱりカッコいいです、吉井さん。
あの引きずりそうな紫コートを着こなせるのは吉井和哉以外誰がいるでしょう。
清志郎氏の超派手派手マントを凌駕してると吉井贔屓な私は思った次第です。
(贔屓ってレベルじゃないだろ自分は!笑)
特に進行役とかはなく、ズラリと続く豪華アーティスト。
『くるり』
細い二人。お揃いのロシアンな毛皮の帽子がユニーク。
久々の吉井さんのお姿に興奮しまくった直後のせいかあんまり印象が残ってません。
ごめんなさい。
『BONNIE PINK』
ちょっと緊張気味?【Starting Over】はやっぱり吉井和哉でしょう、と(笑)
『樹木希林』
柔らかな優しい声での語り。
生きてきた年輪の重さが心地よく心に入ります。
世界で字を読めない人が8億以上。
想像すら出来ません。でも想像しなければ。
逆の意味でのImagineですね。
『THE SUNDAY DRIVERS』(スネオヘアー&箭内道彦)
【Love】がスネオの声にとてもあっていて素敵でした。
MCも笑わせてくれました。「東京に出てきた頃はアパートの壁を食べていて」とか(笑)
ゆるく進めようとするスネオと堅く話をまとめようとする箭内氏のコンビネーションが
また絶妙で(笑)
ドリームパワー基金で建設された学校を二人が訪問した映像、感動でした。
学校で学ぶ子供達の笑顔は何より説得力があります。
チケット代の先にあるその笑顔が嬉しかったです。
タイまで自費で行ってくれたという二人に感謝。
『クラウス・フォアマン』
アルバムの【Imagine】のベースを担当した方だそうです。当然かなりのお年ですが
渋くてカッチョイイです。
この方、誰かに似てると思ってたら、映画『ラブ・アクチュアリー』の
年老いたロックスターの人に似てるんだわ(笑)
ラストに全員が登場した時、隣にいた吉井さんに何事か話しかけてたけど、
吉井さん、英語分かったのかな(笑)
『LOVE PSYCHEDELICO』
【Instant Karma!】はバンドの音がカッコ良かったです。
『Chara』
チャーミングです。存在感アリアリ。でも一曲目ずっとステージ右寄りで歌っていて
曲間にスタッフに真ん中に誘導され「立ち位置間違いちゃいました」(笑)
可愛い人です。
『斉藤和義』
いい意味でマイペースなカンジの人。
英語は分からないからと【JEALOUS GUY】を日本語で。
自然体で歌うその歌はさりげないのに奥行きが深かったです。
2曲目は英語でした(笑)
『奥田民生&木村カエラ』
民生ちゃんとカエラちゃんが歌ってくれた【AND YOUR BIRD CAN SING】、
吉井ファンは皆完璧に歌えたことでしょう(笑)
それにしても民生ちゃんはうまいッスね。
自身も自虐的に言ってたけど、登場した時マイクスタンドを調整してるスタッフと
間違えちゃったくらい普通のオジサンな民生ちゃん(笑)
本当に誰も気付かなかったよ、あれは(笑)
でも歌のうまさは普通じゃないです。
その後はお待ちかね、吉井さんの登場!
凄い声援です!
(いや、贔屓目じゃなくて個人的なファンの多さはこの日一番だった思う)
私から右は列全部吉井ファン(笑)
ずっと座ってた左隣のアジア系外人さんもたまらずスタンディング(笑)
その吉井さん、前回みたいにお着替えしてくるかと思ってたらおんなじ。
サングラスが薄くなってただけ?
帽子はいらないから~~~(泣)
歌ってくれたのは【Hey Bulldog】【I'm losing you】【Help!】の3曲。
ここまで、民生&カエラちゃんの2人で3曲以外はみな2曲。
厚遇に感謝します(笑)
でも今回は2曲がビートルズなのね。
私はジョンのナンバーを歌う吉井さんが好きなんだけど、と贅沢を言う(笑)
【Hey Bulldog】馴染みの薄い曲です(お恥ずかしい)
なので歌を聴くというよりもそんなに長くは登場していないであろうその姿を
必死に貪り見ていたというのが本当のところ。
【I'm losing you】ちょっとけだるそうに歌うこの曲は過去2回の参加時も歌ってるよね。
特別な思い入れでも?
これは2年前の方がよかったような(汗)
ここでサングラスを外し(だったと思う)
MC
「中3の時に好きな女の子に告白したことがあって、電話で。
でも『受験だから無理』って(笑)
僕は受験しなかったんで。で、凄く落ち込んでその時に助けてもらったのがHelpです。
Help、ジョンもそうだったんじゃないかって思います(同じように助けを求め
助けられていたんじゃないかって意味かと・・)
その後20代の時にも助けてもらって、30代後半にも助けてもらって。
(ここは吉井ファンなら、うんうんと頷くとこですね)」
そしてスローにアレンジされた【Help!】
切なさが素敵だった。
声の出は完璧じゃなかったけど、その思いはたくさんの人の胸に響いたんじゃ
ないかな。
吉井さんにとって【Help!】と【CALL ME】は同じ意味を持っているんだね。
もう一度聴きたいです。
『忌野清志郎』
〆は当然といえば当然、この方ですね。
入院中にヨーコさんから直筆のお手紙をもらって、それがとっても嬉しかったようで
繰り返し話してました(笑)
曲は2年前と同じ日本語訳での【Mother】【Imagine】と、【A Hard Day’s Night】
派手派手マントをお付きの人が着せたり脱いだりのパフォーマンスは
前回もやってたけど、あれは何か意味があるのかな?
せっかくの迫力あるボーカルもそっちに気を取られて勿体ないような・・・。
ラストは出演者全員で【Happy Xmas】そして【Imagine】
吉井さんはここでは帽子無し。
絶対無い方がいい!(笑)
ヘアカット失敗したから帽子被ってたのかと思ったけど、そうじゃなかったんだね(笑)
茶色い髪も、綺麗な瞳も、出し惜しみしちゃいけませんから~~~~~(笑)
周りのアーティストの人と話して楽しそうにしてます、吉井さん。
2001年の時は孤独な感じだったのに。
吉井さんが楽しそうだと、私も楽しいです(笑)
ラストはずっとバックのスクリーンにステージを映してくれてるんだけど、
なんで何度も吉井さんが映る寸前で切り替える?(怒)
いや、それだけじゃなく手ブレが多かったり、意味のないとこ映したり・・
今回のライブでの不満点はそこだけ。
でも、そのダメダメな映像の中でも、吉井さんが映ると「ほぇ~~っ」と
膝が崩れそうになる自分(笑)
本当に好きなんだなって自分で自分に呆れましたわ(笑)
途中でヨーコさんが登場し、ひとりひとりとハグ。
もちろん吉井さんともハグ。
いいなぁ(笑)
ヨーコさんはその存在感自体が強烈なので、実際にステージで露出するのは
これくらい少ない方がいいんじゃないでしょうか。
今回の、進行役がこのライブの意義を変に押しつけようとしたりすることのない
シンプルな構成は、観客の人ひとりひとりが自分で感じ、考え、想像し
何かを変えていこうというきっかけを与えてくれているようで、私はとても
気持ちよく感じました。
配られたペンライトONO CHORDによる『I LOVE YOU』の点滅。
I ・ LOVE ・・ YOU ・・・
『I LOVE YOU』の輝きに満たされた武道館。
その美しさに感動しながらも私の目は吉井さんが持つペンライトへ(笑)
ちゃんと点滅できていないじゃん(笑)
私はスタンドに向けて、
そして吉井さんに向けて、きっちり点滅させましたから。
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