何度振り出しに戻ったとしても
今戻った場所はあの過去じゃない
だって僕らはもう
一人でやりなおさなくていいんだ
顔を上げて
あの月を見上げて
手をつないで
たくさん話して
何度でも一緒に
これからはずっと一緒に
歩いていけるんだから
君には僕がいるし
僕には君がいる
それをちゃんとわかるための
試練だってたくさんあるかもしれない
だけど僕には
全力でぶつけてくれる
君がそばに居てくれる
だから僕はもう
何も怖がらない
君が教えてくれたこと
真実を知りたければ
傷つく覚悟がいるということ
それが勇気なんだということを
いつも僕は胸に刻んで
君と一緒に歩いていけるんだから
言葉って刺さると抜けないんだね
僕は僕しかみてないんだね
自分がダメなことをしでかして
言われた言葉が気持ちごと刺さって
抜けなくなって
ずっとこんなことの繰り返し
あの日あの時あの人に
強く言われた意味とまた同じこと
繰り返し繰り返し
成長を止めてるのは僕自身だ
そしてもうやめたい
こんな感性なんていらない
しんどいだけのこんな感性
なんの誰の役に立つんだ
なぜ、気持ちに寄り添って
ごめんねの一言を言う
そんな簡単な事が出来ないんだ
なぜ、誰かの気持ちを強く
取り入れてしまうんだ
何のための感性なんだ
優しかった人
優しい記憶しかなかった人
思い出すだけで
いつも心を温かくしてくれた人
思い出すだけで
いつも心に笑顔をくれた人
壊したのはわたし
こわいよ
心が泣いて
止まらないよ
似た者同士で
心はいつもすぐそばにいるって
そんな感覚がしていたけれど
身体をあわせればあわせるほど
心がもっと近くなって
僕が君に溶けこむ
そんな不思議な感覚で
僕は君に包まれてた
君がいない今日も今も
この身体中で君を感じるけれど
蘇る君の感覚は
チクリとする少しの痛みと共に
この胸に切なくこみあげる
だけどこの痛みは
優しく甘く鋭く
僕を見る君の視線みたいで
ずっと感じていたくなる