153 days after one's birth
咬みつきの抑制の大切さ
仔犬と暮らし始めたばかりの新米飼い主の手を見ると、仔犬の歯が当たってできたと思われる細かい傷がたくさんできていることがあります。
仔犬の遊びは、ほとんどが口を使ったものです。
これは人間との遊びであっても、犬同士の遊びであっても同じです。
仔犬は本気で相手を咬むことはありません。
ソフトに、甘えるように咬むことから、一般的に「甘咬み」と呼ばれています。
これまで日本で紹介されてきたほとんどのしつけ法では、咬むという行為はすべて悪であり、たとえそれが甘咬みであったとしても許してはいけないとされてきました。
仔犬に「咬むことを禁止する」のではなく「安全な咬み方を教える」というものなのです。
犬とじゃれあうことによって仔犬は咬みつきの抑制と甘咬みを発達させます。
仔犬が咬みついて相手から適切な対応を受ければ受けるほど、安心できる成犬になります。
一方、仔犬の時にじゃれあいをしなかった仔犬のほうが、成犬になって咬みついた時相手に深刻な傷を負わせる可能性は高くなります。
じゃれあいの場合、双方の犬に傷ができることはありません。
これは犬たちが、相手に傷を負わせないように口を上手に使っているからです。
この「咬みつきの抑制」を仔犬に教えることが、飼い主にとってもっとも重要な義務だと思います。
臨時休園
犬幼稚園 BuddyDogの全staffは動物取扱責任者更新研修会出席のため休園させていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いします。
犬幼稚園 BuddyDogは 『犬と猫と人間と』を応援します。
一人の猫好きのおばあさんの「不幸な犬猫を減らしたい」という思いから、この映画は生まれました。
そして、犬と猫をめぐるたびが始まります。
完成までには4年が費やされました。監督は、ドキュメンタリー映画『あしがらさん』で路上に生きる人々に寄り添った飯田基晴。
犬と猫が歩くような視点から、人と犬猫の関係をしっかり見つめます。
映し出されるのは、鉄柵の向こうから悲しげな目で見つめる犬、行政施設に持ち込まれる生まれたばかりの子猫たち。
さらには、動物愛護先進国・イギリスの姿、捨てられた命を救うため奮闘する人々の苦悩。
でもそんな重苦しい現実の合間に描かれる、動物たちのほのかなユーモアが心をほぐしてくれます。