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犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブラッシング

2008-01-12 00:10:31 | 豆知識
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ブラッシングは絡んだ毛を解くだけでなく、皮膚の老廃物を除去する、血行を促進する、皮膚を守る皮脂を生み出すなど、健康な皮膚と豊かな被毛を作るために欠かすことができません。

また皮膚にできた腫瘍や湿疹、被毛のツヤ落ちは、愛犬の体調不良をいち早く発見するためのサインになります。

ブラッシングをしながら皮膚や被毛をチェックすることで、愛犬の大病を未然に防ぐこともできるかもしれません。

そして何よりも重要なのは、ブラッシングがあなたと愛犬の毎日の大切なスキンシップになるということです。

どんな犬種であれ、仔犬であれ老犬であれ、犬と暮らす以上は、毎日の習慣としてブラッシングを日課に加えてください。

1 被毛にあったブラシを探す

オールド・イングリッシュ・シープドッグやゴールデン・レトリーバー、長毛のシーズー、マルチーズなどは、毛先が長めで、先端が曲がっているスリッカーブラシやピンブラシを使います。

中毛、短毛犬種で、密生したアンダーコートをもっている犬種、例えばテリアやジャーマン・シェパード、日本犬の場合には毛先が短かめのスリッカーブラシと金属製のクシを併用。

ラブラドール・レトリーバーやビーグルなどの短毛種には、ラバーブラシ(ゴム製ブラシ)や突起のついたグルーミングミットを使ってください。

2 ブラッシングの手順

被毛が濡れていると、絡んだ毛が余計に固くなり、余計に解くことが難しくなります。

ブラッシングはシャンプーの前、もしくはシャンプー後、よく乾かしてから行いましょう。

わたしたちは下半身から先にブラッシングを始め、頭や耳など、犬が嫌がる箇所を最後にまわすことが多いようです。

犬の死角になる箇所から始めて、犬に何をしているのか悟られなければ、抵抗されることも少ないというのがその理由です。

触られても気にしない箇所、嫌がる箇所は犬によってそれぞれ違います。

どこから始めればスムーズに進められるか探り出し、その手順を毎回守るようにしてください。

毎日同じ手順で進めることで、犬も人間もブラッシングに慣れてきます。

ブラシをかけ忘れる箇所も少なくなるはずです。

3 ブラッシングはマッサージ

ブラッシングは犬にとって、気持ちのいいマッサージのような習慣になることが理想的です。

しかし、「以前無理に毛を引っ張られて痛い思いをした」「押さえつけられるのが嫌い」という理由で、嫌がる犬が多いのが実際です。

ブラッシングに良い印象を持ってもらうためには、時間をかける必要があります。

最初はおやつを与えながらブラシの背で軽くなでる程度から始め、次はブラシの毛先で軽く触れる…という具合に、ブラッシングに対して徐々に脱感作していきましょう。

ブラッシングは、あなたと犬の共同作業です。

そのためには褒めながら行い、終了後もおもいっきり褒めてあげることです。

4 ブラッシングの力加減

被毛の表面だけでなく、内部までしっかりとブラシを通すことが基本ですが、力を入れすぎて皮膚を擦らないように気をつけましょう。

特に針金状になっているスリッカーブラシで皮膚まで擦ってしまうと細かい傷がつき、化膿すると獣医さんのお世話にならなければいけなくなります。

スリッカーブラシは絡んだ毛を解くためのものであって、皮膚を刺激するための道具ではないことを理解しておきましょう。

お腹や足の内側など敏感な部分は慎重にブラッシングしてください。

金属のクシは皮膚と平行に近い角度にまで傾けて、肌に当たっても傷つかないように配慮しましょう。

無理にクシやブラシで解こうとすると犬は当然痛がりますし、抵抗します。

「ブラッシングはイヤ」とならないように、なるべく苦痛を与えないように心がけてください。

ひどく絡まった毛はハサミで切ってしまうのも手です。

5 被毛をパートに分けて

あちらこちらに作業の手を広げてはいけません。

目測で犬の体を分け、そのパートごとに少しずつ進めてください。

ブラシは素早く、しかも確実に動かすことが大切です。

あせってかけ残しをしてしまったり、皮膚を傷つけてしまわないよう、最初から十分な時間を用意して、ゆったりとした気分で進めてください。

犬幼稚園 BuddyDogはきっとあなたと愛犬の間に新しい発見と更なる楽しみをもたらしてくれるはずです。

お気軽にご相談ください。


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