症状:おなか、内股などをもっともかゆがる。患部を見ると皮膚が赤くなっていたり、黒ずんでいる。
原因:何がアトピー性皮膚炎の原因になっているのかは、それぞれの犬の体質によって異なりますが、主に、花粉などの室外環境による場合とハウスダストマイト(部屋のほこりの中にいる小さなダニ)などによる室内環境、食事内容がかかわる場合もある。
またはこれらが組み合わさり引き起こすなど、様々です。
発症時期:1歳~3歳ぐらいの若年齢の時に初めて発症する場合が多い。
高齢期になってからの発症は少ないまた、一度アトピー性皮膚炎を引き起こすと、次々とアルゲンが増えていくことがあるそうです。
例えば、春先に花粉でアレルギーになり、春にはハウスダストマイトでアレルギーにというようにです。
治療:ステロイド、抗ヒスタミン剤の投薬。
食品は必須脂肪酸の入ったもの、サプリなども活用して出来るだけ症状を悪化させず抑えるように。
シャンプーは保湿性の高いものを使用し、皮膚のバリア機能を高めていくことが必要です。
アトピー性はもっともやっかいで完治の見込みも少ないので、出来るだけアルゲンを見極め、
それに近づけさせない努力を。
今はアルゲンとなる物質を皮膚に少量ずつ注射し、体に慣れさすようにして症状を緩和する方法も取り上げられています。