ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

父の病状

2017年03月02日 17時37分29秒 | Weblog
下肢の動脈硬化で、足の指先まで血液が行き渡りにくくなっているようだ。
医師に医療用映像写真で、血管の詰まり具合がはっきりと見せて、症状を説明してもらう。
細くて切れ切れとした血管は、やっと血液を通してくれている。

グループホームに入居している父の主治医は、定期的に訪問診察してくれていて、足首から先の父の肌の色、むくみ状態をずっと診察してきた。
数年前から、足のむくみがひどくて、歩くのも大変そうだった。

先月中旬に父に会った際は、足の甲が水ぶくれでぶよぶよだった。
触ると柔らかく凹むくらいだった。
ケアしてくださる方にそれを伝えて、すぐの定期診察で担当医の判断で、違う病院の専門の医師を紹介してもらって、検査入院となった。

良かった。
発見が遅いと足の切断だったと医師が言う。
グループホームに住んでいて、訪問医者の判断のお陰だった。

手術は来週で、様子を見てすぐの退院になるという。
腕が不自由な状態で、食事を取るのが厳しい。
自分でスプーンで食べる父が食べやすいように、看護師や病院でケアしてくれる人が、父が短気を起こしていると私に相談してくる。

父が不自由な腕で食べる時の必死な姿に、生きようとする強い姿勢を見る。

孫の成長を楽しみに生きている父。
2年前は、もう生きていても意味がないと元気を無くし、食欲がないまま、食べないで免疫力が低くなって高熱で入院した。
その時は、母を父の住むホームに移して、一緒に暮らすことができるよ、と伝えて、病院食を食べるようになって、リハビリをがんばって退院できた。
3ヶ月の入院後、母と一緒にホームで食卓を囲み、半年母と一緒に暮らすことができた。
だが、母にガンが発覚して、入院して2ヵ月後に旅立たれた。

最後に母の顔を見て暮らすことができて良かった。

37kgの体重でやせ細っている父の肩や背中をそっとなでる。
この父の働きで、自分は成長した。
育ててもらった。
感謝いっぱいなのだ。

できるだけの孝行を最後にさせてもらえることに感謝する。
すべてに感謝。






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