今日は充実した？授業

芸術系専門学校でシナリオの授業をしている。
私でいいのか、と思うが、ゲームソフトのシナリオを1本書いて、マイクロソフトから販売したという実績で、今の非常勤講師の仕事を得た。

シナリオは表現の1つ。
小説や映像のほうも興味があるので、表現全般で独学したことを学生たちに伝えている。

今日は、3週間ぶりに授業。
1年生だが、大学を休学してこっちに学びに来ている学生もいて、教える内容の幅が広い。

大学を休学して来る学生は毎年2，3人いて、なかには、外国人もいる。

その外国人卒業生は、日本のゲームやアニメが好きで、ヨーロッパのある大学で日本文学を専攻し、片言の日本語で留学してきた強者。

英米人でもないのに、ＴＯＥＩＣ900点台を取る位、優秀だが、ゲームソフトの翻訳をしたくて、ようやく就職できた。

そのような大学の専門授業を受けて卒業などしてきた学生と、高校を卒業してゲームが好きだから入学してきた、という学生と一緒に授業をする。

どこに照準を当てて授業をするか。

ゲーム業界へ就職できるレベルにするための授業をする。

だから本を読まないでゲームばかりする学生は授業についてくるのは、厳しい。
それでもマンツーマンにしてでも、サポートする。相手にやる気があればの話だが。

そして、今日は、大学休学してシナリオを書きたいから入学した学生から、自分の作品について質問を受ける。就活で、Ｈ系ソフトを開発している会社へ応募する作品で悩んでいるとのこと。

ずばり、Ｈの表現について。

性愛は、相手を愛するがうえに表現する愛のカタチだから、いやらしいものではない、ということをいろいろ表現を変えて伝える。

22歳の心理学専攻をしてきた青年と30分ほど、その問答をして、納得したようで、席に戻って創作に没頭されていた。

他の課題も新しく挑戦している。
自分は学生に創作の火を点ければよい、と創作の楽しさを感じてもらう体験を積み重ねる。
理解度が高い学生が多いので、やりやすい。
１つ言うと、２つぐらい受け取って質問も的を得ている。
仕上がりも、驚くぐらいいい。

学生に出す課題のサンプルを、実は今朝起き掛けにふと思いついてメモして、教室でデモした。時々参考にしている、白熱教室とは遠いが、熱意だけは近くなりたいと、創作の楽しさを味わっている。

今日は濃い授業だったので、疲労度がちょっと高く、夜中にアイデアが湧いて起きたことから睡眠不足で夕方に寒気がしてきた。

おいおい、風邪をひきたくないぞ。
毎朝の禊を休みたくない。一度パスしたら、再開するほうがハードルが高い。

一度通り過ぎたが戻って、コンビニでスパークリングワインを購入して、帰宅。

しょうがをたっぷり効かしている残りカレーを白滝とかき混ぜて食べて、ワインをボトル半分飲んだ。

身体が暖まって、今は良い感じ。
よしよし。
それでも油断せず、今日は早く眠ろう。

今日も元気に笑顔感謝で過ごして、良かった。