少年野球ママ達の忘年会

この母親たちのエネルギーは高い。
それぞれ、誰の子でも、声をかけ応援する。
お弁当で他人の子が箸を忘れたなら、自分の箸を貸し、自分は手で食べる、というような母親の愛情をふりまく。

暑い日の練習なら、タープを張り子どもたちが熱射病にならないように注意を配り、麦茶や凍らせたミニタオルをたっぷりと用意して、子どもたちの練習の安全を見守る。

5,6年生の母親が先導して、子どもたちが練習や試合をしやすいように、サポートをし、4年生以下の子どもたちの母親は、１つ１つ学んでいく。子どもたちが成長してく姿には、母親たちは勇気と元気をもらう。これは誰に言われたものでもなく、１つの核として、このチームのコンセプトの柱となる。

母親たちの間に生まれる、気遣いが友情にうっすらとなっていくのは、相手への思いやりと情報交換を兼ねるコミュニケーションだ。
年に数回、お酒と食事を伴う懇親会で、お母さん方が仲良くなっていく様子は、手放しで「いい！」と思う。

この友情は息子たちが中学となってもＯＢ会となって続いて、息子の進学の悩みなどを相談しあっているようだ。良い仲間に出会って感謝。