父は一所懸命に仕事をしてきた職人肌の人間だ。
人に騙されて財産すべてを失ったが、家族の母と私を失うことなく、離れていてもお互いを思いやる家族がいて、今は落ち着いている。
自分の兄弟を喜んで悪く言うような人ではない。
辛いだろうなあと思う。
だが、兄弟だからお互いに苦労をかけあってしまったが、そのたびにできることをしてきたのではないかと思う。
お互いを認め合うことができればいいのだが、兄弟の二人はもう旅立ち、すぐ下の叔父さんと遠くで思いやっているだろうが、母が生きている4年前に会うことができて、良かった。
昔の話を父から聞くのが取材を兼ねている。
今、息子が自分から離れようとしている。
自分が、両親の元から出るときは、どういう気持ちだったのかを聞いてみた。
父は、「古い因習の田舎から出てよかった。母親は寂しがったけれど」という。
私も、両親が債権の取立てのなかで、仕事をし、対応をしながら、私の将来を考える余裕はまったくなかっただろう。
私が合格していた短大へ通ったとしても、学費も出せなかっただろうし、とりあえず就職する私のお金は、両親の借金返済にあてても、膨大な利息の闇金融にも手を出していたから、自分の人生はよほど幸運でないと、どうなっていたか。
今まで自分だけ火宅から抜け出て、両親を助けることができなかったと考えていたが、父は、あの時に私がアルバイトと住まいを見つけて家を出てよかったと思っていたことに、ほっとした。
これからもいろいろと話を聞いてみよう。
すべてに感謝。
人に騙されて財産すべてを失ったが、家族の母と私を失うことなく、離れていてもお互いを思いやる家族がいて、今は落ち着いている。
自分の兄弟を喜んで悪く言うような人ではない。
辛いだろうなあと思う。
だが、兄弟だからお互いに苦労をかけあってしまったが、そのたびにできることをしてきたのではないかと思う。
お互いを認め合うことができればいいのだが、兄弟の二人はもう旅立ち、すぐ下の叔父さんと遠くで思いやっているだろうが、母が生きている4年前に会うことができて、良かった。
昔の話を父から聞くのが取材を兼ねている。
今、息子が自分から離れようとしている。
自分が、両親の元から出るときは、どういう気持ちだったのかを聞いてみた。
父は、「古い因習の田舎から出てよかった。母親は寂しがったけれど」という。
私も、両親が債権の取立てのなかで、仕事をし、対応をしながら、私の将来を考える余裕はまったくなかっただろう。
私が合格していた短大へ通ったとしても、学費も出せなかっただろうし、とりあえず就職する私のお金は、両親の借金返済にあてても、膨大な利息の闇金融にも手を出していたから、自分の人生はよほど幸運でないと、どうなっていたか。
今まで自分だけ火宅から抜け出て、両親を助けることができなかったと考えていたが、父は、あの時に私がアルバイトと住まいを見つけて家を出てよかったと思っていたことに、ほっとした。
これからもいろいろと話を聞いてみよう。
すべてに感謝。
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