今日、明日、あさってと、とても大切な三日間となるでしょう。
明日、新月が起きます。
『今までのすべてのことをゆるし、そして手放し、自分自身の魂と合一するための準備がはじまる新月』です。
すでに、ほんとうの自分自身を見つけ、魂が望むような生き方を、その道を歩く努力をはじめている人もいるでしょう。
茨の道だったように感じるその歩みが、ふいに軽くなったように感じる準備がはじまるのです。
道を歩くための荷物は軽いほうがいい。
あなたがあなたの中にある荷物を手放すのは、ゆるせないことを手放し、ただ愛のため、成長のためだけに歩いていける準備です。
さあ、今日はあなたの感情をより澄んだものとするため、
あなたの回りの水に関する場所の掃除をすることを勧めます。
一箇所でもいい、丁寧に磨き、浄化するのです。
そして新月を迎えてください。
ほんとうのあなたとなって生きるためのゲートがもうすぐ開きます。
それは柱が4本ならぶ日、すなわち11月11日のことです。
その門をくぐり、美しい音楽の聞こえるあの天上界へと入っていくためには、
重い荷物はないほうがいい。
なので今日、あなたの感情を手放すのです。
より軽くなったあなたは、もっと自由に生きることを知るでしょう。
自由に楽しく生き始めたあなたは、豊かさもむこうからやってくることを知るでしょう。
あなたはただ、楽しんで、しあわせに生きればよかったのです。
そのために今日不必要な感情を手放しましょう。
愛をこめて
マーレ(海)
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補足:ゆるす、ということですが、よく誤解されるので補足します。
何かをゆるすとは、相手が自分に対してした罪を許すとか、なかったことにすることではなく、そこにある辛い感情を手放して楽になることです。
なぜそのような出来事に自分が出会ったのかの意味を感じ取り、先に進むことこそ一番大切です。
なぜ体験したのかがわかれば、恨みや憎しみの感情から自分が解放されていくのです。
あのときあんなことをしてくれてありがとうと思える気持ちになれる日も来るかもしれません。
感情から解放されたとしても、相手の犯した罪(というかエネルギー)は消えないし、その罪をなかったことにするのとは意味が違うことだけ誤解しないでくださいね。
で、それをハイジに例えます(笑)
ハイジとおじいさんにとって一番の敵役となるのが、デーテおばさんですよね
しあわせに暮らしていたふたりを引き裂き、ハイジを騙して強引にフランクフルトに連れて行っちゃうわけですから。
なので、その行為に関しては、恨まれても仕方ないわけです。
しかもハイジはそのために病気にまでなるんですから。
でも、大きな視点で見たとき、この強引にフランクフルトに連れて行かれたことが、すべての存在によい影響を与えるんですね。
ハイジ側の視点でいうと、まず学校に行かせる気のなかったおじいさんは、ハイジが字が読めるようになったことで重い腰をあげて、人が嫌いだったのに村に下りてハイジを学校に通わせてくれたことなど。
ハイジはアニメの物語の続きがあります。
クララが歩けるようになったお礼をしたいと望みを尋ねられたおじいさんは、自分が亡くなったあとのハイジの後見人になって欲しいとゼーゼマンさん(クララのパパ)に頼み、ゼーゼマンさんは快諾します。
ハイジはおじいさんが亡くなっても一人ぼっちにならずに済むわけですし、おじいさんも自分がいなくなった後のことを心配することもなくなりました。
また、アルムを気に入ったお医者様が、ハイジの冬の家を改築して、引っ越してくることになった。
医者様がやってきたことは村全体にとっていいことですよね?
ぱっと見たらひどいことをしたデーテの言動が、結果的に多くのしあわせをもたらしたわけなのです。
おじいさんはハイジを連れて行ったデーテをずっと恨んでいたかもしれませんが、もしかしたら結果的にしあわせをもたらしてくれたとどこかで感謝していたかもしれないですよね。
そしてゆるしとは、その行為を許すのではなくて、そこにある、恨みの感情に焦点を当てず、その行為がなぜ自分にむかって起きたのかの意味を見出して、先に進むことなんだっていうことなのです。