24日から、市内アスピラートで「ミュシャ展」が開催されている。
何かの情報で、それが近々開催されることは漠然と知っていたが、
数日前に長男からの直々のメール、
「ミュシャ展が開催されるよ」を受け取り、
ありがたいことだと、本日足を運ぶことに。
休日はほぼ、引きこもりな私だ。
しかし、今朝は、お向かいの新築祝いに伺い、
最新の設備の整った家を見せもらい、
我が家も30年になるのだなあ、と、感慨と羨望とを入り混じらせ、
いやしかし、家はお金を産まないのだと言い聞かせながらミュシャ展へ。
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アール・ヌーボーの華、とでも申しましょうか、
それはそれは、とても美しく、耽美的で、官能美も感じさせます。
誰もが一度は見たことのあるミュシャの絵。
生活の糧に書き始めたポスター、挿絵。
次第に名声を得、パリでの活躍の後、
彼は更なる野望を叶えるためにアメリカに渡る。
富豪のパトロンを得て、彼が目指したことは、
故国であるチェコに帰国し、20点の絵画から成る連作『スラヴ叙事詩』を制作することだ。
私達が知っているミュシャの絵画とは趣を異にする。
『スラヴ叙事詩』はパネル展示ではあったものの、感動的だ。
彼の本領発揮はここにある、と私は思った。
スメタナの組曲『わが祖国』を聴いたことで、構想を抱いたといわれ、
完成までおよそ20年を要している。
スメタナ然り、ドボルザーク然り、
スラヴの曲って、どうしてこんなに心を揺さぶるのだろう。
日本に生まれ、日本で育った私は「祖国」という二文字に馴染みがない。
無論「わが祖国」であることには間違いないのだが。
平和なのだね、日本は。
「可愛い!素敵!」だけではすまされなかった彼の作品群。
良いものを見た。
何やかやと思いを馳せた。
二年前の夏、訪れたプラハの街並みを思い出す。
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石畳がプラハ城まで延々と続く。
ミュシャが作成したプラハ城のステンドグラス。
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何かの情報で、それが近々開催されることは漠然と知っていたが、
数日前に長男からの直々のメール、
「ミュシャ展が開催されるよ」を受け取り、
ありがたいことだと、本日足を運ぶことに。
休日はほぼ、引きこもりな私だ。
しかし、今朝は、お向かいの新築祝いに伺い、
最新の設備の整った家を見せもらい、
我が家も30年になるのだなあ、と、感慨と羨望とを入り混じらせ、
いやしかし、家はお金を産まないのだと言い聞かせながらミュシャ展へ。
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アール・ヌーボーの華、とでも申しましょうか、
それはそれは、とても美しく、耽美的で、官能美も感じさせます。
誰もが一度は見たことのあるミュシャの絵。
生活の糧に書き始めたポスター、挿絵。
次第に名声を得、パリでの活躍の後、
彼は更なる野望を叶えるためにアメリカに渡る。
富豪のパトロンを得て、彼が目指したことは、
故国であるチェコに帰国し、20点の絵画から成る連作『スラヴ叙事詩』を制作することだ。
私達が知っているミュシャの絵画とは趣を異にする。
『スラヴ叙事詩』はパネル展示ではあったものの、感動的だ。
彼の本領発揮はここにある、と私は思った。
スメタナの組曲『わが祖国』を聴いたことで、構想を抱いたといわれ、
完成までおよそ20年を要している。
スメタナ然り、ドボルザーク然り、
スラヴの曲って、どうしてこんなに心を揺さぶるのだろう。
日本に生まれ、日本で育った私は「祖国」という二文字に馴染みがない。
無論「わが祖国」であることには間違いないのだが。
平和なのだね、日本は。
「可愛い!素敵!」だけではすまされなかった彼の作品群。
良いものを見た。
何やかやと思いを馳せた。
二年前の夏、訪れたプラハの街並みを思い出す。
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石畳がプラハ城まで延々と続く。
ミュシャが作成したプラハ城のステンドグラス。
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