先週金曜日は3年生のクラスでの読み聞かせ当番でした。
前回は10月11日だったので、(ほぼ)2か月ぶり。
こんなに長く空くのは久しぶりでした。
最初に読んだのはこちらの絵本
どうして干支がこの順番になったのかー??の
お話で、知っている子も多かったようです。
文体がちょっと方言、というか、普段使わない言葉
なので慣れないと読みにくいのですが、教室で読んで
いるうちにじょじょに調子がでてきて、家でひとりで
練習しているときよりも、うまく読めた気がしました(笑)。
たとえばこんなところ‥
「いぬどん、やーい。どこさ いくだ?」
「おっ、さるどんか。どこって おめえさんと おんなじ
とこだ」
「ほっ、そうか。ごてんか。いっしょに いくべ」
「やんだ。おめえは すぐ ひっかくだもの」
「なにを、いぬどんこそ、すぐ かみつくでねえか」
2冊めはこちらの絵本
ああ、谷川さんの絵本‥とひとり感慨深くなったり
しましたが‥
教室の3年生も、「これはのみのぴこ、の人だよね?!」と
気が付いた子もいました。
こどものとも年少版の単行本化なので、内容は
とてもシンプル。
見開き右側ページに、大橋さんの描いた「かどまつ」
左側には、
まつが まってる おきゃくさま
どこから くるのか おしょうがつさん
と、口ずさみたくなるようなリズミカルな谷川さんの
ことば。
「おそなえ」のところには
あたらしいとしは まだあかちゃんだから
まっしろおっぱい ほしいのかな
ととてもユニーク(笑)。
最後まで読んだあとに、また最初に戻って、3年生の
「お正月事情」をちょっとリサーチしてみましたが‥
だいたいの子がふくわらいも、こままわしも、
たこあげもはねつきも保育園や幼稚園、あるいは
小学校に設けられている「昔あそびの時間」などで、
体験済でした。
(伝統が継承されていてよかったです。)