6月も映画館へ行ったのは一度だけ。
あとはオンデマンドとテレビ録画でした。
@WOWOW
たしか視聴期間がもうすぐ終了してしまうから、と
観たような‥
丘の上にある小さな本屋さんの店主と、そこへ
集うお客さんの、小さな物語。
とても美しいところだなーと思いながら観ていて、
あとから「イタリアの最も美しい村」のひとつ
チビテッラ・デル・トロントというところが舞台だと
知りました。
オリジナルのタイトルは(イタリア語で)
私は幸せになる権利がある
店主のリベロがブルキナファソ出身の少年に、最後に
贈る本のタイトルがまさにそれ。
わるい人がまったく登場しない映画にはじめは戸惑う
(皆が、舞台上で「良い人」を演じているように
見えてしまう)が、しだいに、リベロの店を中心とした
交流を心地よいと感じている自分が居ました。
店の奥の壁に掲げられていた言葉もとても良くって。
持ち主が代わり 新たな視線に触れるたび 本は
力を得る
カルロス・ルイス・サフォン『風の影』より
@新宿シネマカリテ
とくにプリンスのファンというわけではないけれど、
ドキュメンタリー映画のことを知ってからは、とても
楽しみ待ってました。
ミネアポリスという街の位置、その街に生まれ育った
こと、(もちろん)黒人であるということ‥。
そのむかし、強制労働させられていた畑で、口ずさんで
いた歌が、黒人のブルースになり、ジャズになり、
プリンスの作る曲に繋がっていった‥という映画冒頭の
件は、「プリンス初心者」の私には、とてもわかりやすく
ココロにすとんと落ちていきました。
生前の友だちや関係者やコミュニティの人々が
彼を思い出して語るという構成は、それはそれで
面白かったけれど、1曲だけでもよいから、ステージ上の
プリンスを観たかったなあ。
(いろんな権利の関係上、ライブ映像は使えなかった
みたいですね)
@WOWOW
昨年劇場公開されたとき、特に興味もなく
観ることはないだろうなと思っていたのに、
『バビロン』を観て、あのマーゴット・ロビーが
バービーを演じていると知り、興味が‥。そして
今年のアカデミー賞で、ビリー・アイリッシュが
歌曲賞を受賞したし。(授賞式にバービーがバックに
プリント?されたスタジャン着てましたね)
内容的には‥特に感動はなかったけれど、
アメリカでも、日本同様、女として生まれたものへの
「宿命」や「期待」や「役割」は同じで、皆それに
押しつぶされないように必死なのだと、マテル社で
働く女性社員のセリフを聞いていて、思った。
母親になってもいいし、ならなくてもいい。
働いていてもいいし、いなくてもいい。
何でもない自分を受け入れる‥。
@WOWOWテレビ録画
原作を貸してくれた同僚(男性)が、映画を観て
泣いてしまった!と言っていたので、これはぜひ
観なければと思っていました。
本のときは、そんなに感動しなかったのですが、
たしかに映画ヴァージョンの方が数段よくって、
これは泣いてしまったのもわかるかも、と思いました。
にのと波留を主役にキャスティングしたのが、大正解で
親友役の桐谷と浜野もとてもよかったです。
美しい映像を観ていると、こういう恋愛も、こういう
結末もありかも、と思えてくるから不思議です。
::: :::
6月は初めて、ブランクーシ展を観に
アーティゾン美術館へ。
日比谷音楽祭の翌週、野音でのSHE'S のライブ。
昨年に続き今年もさいたま新都心のヘブンズロックで
店長のドラム発表会もあり。
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