連休最終日で成人の日の昨日、夫と二人で、ヒナタノオトとのセット
になるような「お出かけ」場所はないかと探し、この展覧会を観てきました。
三菱一号美術館は建物がステキですよねー。
以前に一度、ストアで買い物したことはあったのですが、
中で展示を見たのは初めてでした。
会期も終盤ということで、なかなか混みあっていましたが、
各作品の前に並んで順番待ちをするというほどでもなく、
ゆっくり観て2時間くらいだったので、ちょうどよく感じました。
今回の発見は、コレクション展って面白いんだなーということ。
あたりまえですが、コレクションをしている人の意向が、集められた
作品に反映されているわけで‥鑑賞サイドの私たちは、作品を観ると
同時に、その作品を集めた(お金を出して買った)フィリップスさんの
思考や嗜好を見ているというか、知っていくことになります。
フィリップスさんは、この作品を手に入れるために、あれとあれを
手放してしまったのだなーとか。
キュビズムの画家という位置づけの中では、ピカソよりもブラックが
好きだったのだなーとか。
世間で評価されている有名な作品よりも、自分がいいと思っている(いた)
作品を手元に置きたいという気持ちが、とても伝わってきて、各展示室に
飾ってある写真の中のフィリップス氏に、親密な気持ちさえ持って
しまいました(笑)。
こんな作品がよかったです。
レモンとナプキン ジョルジュ・ブラック
開かれた窓 ピエール・ボナール
緑の帽子をかぶった女 パブロ・ピカソ
北 ニコラ・ド・スタール
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