なりたい自分はありますか?
何歳になったら、あんな服を着て。いつかはああいうふうな感じの女性になりたい、と
10代、20代の頃にあこがれていた人よりも、今の自分のほうが「年上」になってしまったかも、
と思うとこわいような、寂しいような気持ちもしますが。とりあえず、健康で、背筋がしゃんと
伸びていて、知的好奇心を忘れない人でありたいなあと思っています。
エマおばあちゃん
バーバラ・クーニーによって描かれている、エマおばあちゃんは、72歳、グレイのタイツと
黒のパンプスがよく似合っています。「かぼちゃのたね」という素敵な名前の猫とふたり暮らし。
子供や孫たちからは同情されているけれど、実はそんなに寂しい暮らしではないと思います。
だって、木登りが大好きで、木から降りられなくなった「かぼちゃのたね」を助けることもできるし、
贈られた絵では満足いかず、自分で絵を描き始めるのですから。
72歳になった自分が何をしているか、誰と暮らしているかわからないけど。
こうだったらなあ、こうしたいという幾つかの希望。
その1 名前で呼んでくれる人、呼び合うことができる人が周りに
いること。(夫や友人からはいつまでも名前で呼ばれたい
ということ)
その2 ヘアカラーをいつかやめて、白い髪で、長く細い
ブレイドスタイルにする。(ラスタの人たちのようにドレッド
にしたいけど、まっすぐな髪では無理なので)
その3 お出かけの時は、エマさんのようなパンプスを履き、軽い足取りで歩けること。
素晴らしい絵ですね!
部屋に飾りたい衝動にかられています。
お話も何と素敵な憧れのおばあちゃん。
いいですねぇ、こんな人生。
rucaさんのなりたい72歳の姿。
いいですね。
私はどうかな。
rucaさんとかなり近いけれど。
あと、若い友人と気軽にデートできるように。
「おばあちゃんの知恵袋」に磨きをかけて。。
こんなふうになりたいなあ、というお手本です。
教科書に載ってた村上春樹の作品ですが、「鏡」という短編でした。
長女はこの作品で彼を知り、「風の歌を聴け」を読んですっかり虜になったようです。
最近は羊男になりたいらしい・・・
コメント&TBありがとうございます。
bunbunさんの(略式ですいません)ところにも、
まだまだ私の知らない、楽しそうな絵本がたくさんUPしてました。また遊びに寄らせて頂きますね。
クーニーの絵本、欲しいものがたくさんあるのですが、まだ2冊しか持っていません。『エマあばあちゃん』は偶然図書館で見つけたものなんですが、なんだかだんだん手元に置いておきたくなりました。(笑)
クーニーの描く人たちはみんな「おすまし顔」ですが、このエマさんだけは、ふくよかなお体のせいか?口元がいつも微笑んでいて、優しそうです。グレイのタイツをひょいと脱ぎ捨てて、木登りしちゃうこの場面が一番好きです。年をとってもそんなフットワークの軽い女性でいたいもんです。
コメント&お知らせありがとうございます。
クーニーの描く風景、人物どれも素敵ですよね。「自分のための絵本」として、揃えたいなあと思っています。
※※※
教科書に載っている作品は『鏡』だったのですね。調べていただいてありがとうございます。
はて?どんな話だったっけ?と気になり(タイトルだけでは思い出せず)どの作品集に入っているのだろう、と調べた結果‥。自分ちの本棚にもある『カンガルー日和』の中に入っていたことがわかり安心し、早速読みました。へえー、こんな話だったのね、と初めて読む作品のように触れました。新鮮な経験でした。
羊男志望?のおじょうさまにも、よろしくお伝えください。私からのお薦めは『ハードボイルドワンダーランドと世界の終わり』です。また遊びに伺います。
あー、忘れてました。
若い友人と気軽にデート‥。
大切なことでした!!
でもね、ああは書いたものの、70代になっている自分とか、ほんとは想像できません。60代は?
60代もちょっと‥。じゃあ、50代は???
(このへんでやめておいたほうがいいかも。)
余談ですが、来年70歳になる母が、先日生まれてはじめてのジーンズを買いました。ものすごいストレッチの効いたやつですが(笑)。結構似合っていて、本人は大満足、めでたしめでたし、です。
私はぺちゃんこ靴しかはかないので、パンプスは無理ですが、軽い足取りで歩きたいな♪とおもいます。
素敵なご本の紹介、ありがとうございました~