雪は本気で積もろうとしているように思えたけど
わりと呆気なく雨に変ってしまった。
明日の朝のツルツル道を歩かないで済むので良いです。
見た目は奇麗でも雪はすぐに真っ黒、ぐちゃぐちゃ
朝は氷になるという厄介な物である。
出来れば、どこにも出かける用事の無い休日の前の日に
ロマンチックに白い景色にして欲しいものである。
子供の頃は『雪』って結構、積もったように思う。
なにしろ雪だるまも簡単に作れたし
雪の滑り台だって作った記憶がある。私が作ったのではなく
多分、兄達が作ったのだろうけど。
小さい頃は町中に元気な子供が沢山居て
雪合戦とかめいっぱいやった。隣町と、もはや戦争だ。
作戦とか、その場でいろいろ考え実行したものだ。
他愛無い作戦は結構成功したりする。
子供の考える事だ、面白いに決まっている。
足跡の無い奇麗な白い一面に長靴で足跡を残すのが
誇らしげであった。誰も見ていないのに。
そういう場所、今はどこにもなくなってしまった。
あの広場の広さは子供だったから広く感じたというのもあるけど
今は、公園という名でしか見られない。お仕着せの広場だ。
広場は公園では無かった。小さい頃の合言葉『広場に行こうぜ!』
☆
今日、読み終わったのは山田悠介『オール』です。
いつもの山田作品と異なり理不尽な目にあう主人公でなく淡々と
過ぎてゆきます。山田ワールドのドギツサが無い分
イマイチ迫力がかけますが、山田悠介の今後の作家としての
形を試行錯誤しているようにも思えました。頑張れ!ヤマダ!
オール 価格:¥ 1,155(税込) 発売日:2007-06 |