ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

お~寒っ

2023年01月26日 | 日記(?)
この3日というものかなり寒かった。
昨日25日は最低気温が-9.5℃、最高気温が-1.5℃と、いわゆる真冬日だった。
今朝も-8.4℃とかなりの冷え込みで、水道管の凍結には万全の対策を練った。



25日は阿蘇山は一面雪に覆われ、外輪山にも雪が積んでいたが、
道路は早々と溶けて交通に支障はなかったのが何よりの幸い。
阿蘇は九州でもかなり寒い気候で、この寒さに耐えたのが阿蘇高菜と言われる名産品を作っている。

寒さには慣れている阿蘇の人たちも、さすがにこの3日の寒さは堪えたようで、
温泉に行っての話題はその話で持ちきりだった。
ホーチミンの暑さを思い出すと、もうそろそろ暖かい小春日和やお陽様が恋しいのだ。

最近というか、ここ数ヶ月のこと

2022年11月09日 | 日記(?)
今年はずいぶん国内をウロウロした。
4月には孫二人を連れて福井県の恐竜博物館に行った。
5月には念願だった三陸リアス線を久慈から下った。

釜石の居酒屋。この店はBSNHKで放送の六角精児「飲み鉄本線」に出た店で、そのときの裏話は女将さんの語りもあって、抱腹絶倒だった
最後に仙台に一泊して友人夫妻と、栃木から共通の友人も呼び寄せて、3年ぶりの歓談を楽しんだ。

7月には新潟の友人を、これが最後になるかと三度目の訪問。
その後、東京に一泊して小田原城を見物、夜には15年前トルコで知り合って、未だに付き合いのある若い友人夫妻と五反田で一杯。


新潟は村上市にある瀬上温泉の居酒屋

小田原城。門の向こうに小さく見える

五反田の駅にあるカフェバーで、当方の奥方が「うちの長男夫婦」という若い友人夫妻

10月には、かっての全国研修仲間と3年ぶりの会合に出席ということで東京に2泊し、帰りに岡山の後輩を訪ねて旧交を温めた。


増上寺

東京タワーのすぐ下に2000坪の敷地を持つ「うかい」と言う豆腐料理の店で会食

スカイツリーにも行きました

今月は大学のサークルのOB会が鹿児島市で開催されるのでこれに参加予定。
コロナ禍の隙間を狙ってずいぶん動き回ったものだと思わずにはいられない。
感染予防には十分注意した。
7月の鎌倉と小田原に行った日は、ほとんど会話をすることもなく、夜の居酒屋でもおとなしく酒を楽しんだ。
おかげで無事今日まで来ている。
それが今あるべき姿なのかと思っている。

さてつい最近の阿蘇の写真。

雲海の向こうに阿蘇五が岳の涅槃像が


上がり始めた熱気球の向こうにはジェット機の残した飛行機雲

三たび新潟へ

2022年08月19日 | 日記(?)
7月の終わりに新潟へ行った。
かってグアテマラに行ったとき知り合った方で、芸術家夫妻でもある。
ご主人はグアテマラの日本人学校で教鞭を執り、新潟の教育に貢献された方でもある。
夫人は60歳になんなんとする頃から始めた切り絵で才能を発揮され、
毎年個展を開かれるほどの腕前。
身近にある植物をモチーフにされた切り絵は、絵画とは又趣が異なり、異彩を放っている。
ご主人は在職中から木版画を嗜まれ、その作品は何気ない日常を切り取りながら、ほのぼのとする作風が懐かしさを醸している。

今回は、新潟市の他に村上市にある瀬波温泉に足を伸ばした。
特急列車の車窓からは延々と深い緑の田圃が連なり、熊本の田園風景とは全く異なる。
さすがに米所と思われた。
帰ってから一週間ほど経ったときに村上地方に大雨が降って、かなりの被害が出たようだった。
連綿と連なるあの田圃は無事だったのだろうか。
今年の米に被害は出なかったろうかと思わずテレビの画面を睨み付けるように見てしまった。

新潟から東京に帰り、小田原城と鎌倉の観光をしてきたが、
コロナ感染者蔓延の中、その一日はほぼ誰とも話さず、夕方に会った年若い友人夫妻と会食したのみだった。
東京の人の多さに、辟易して阿蘇に帰った。
阿蘇の豊かな自然と涼やかな風を東京の人にご馳走したいなぁと思いつつ。

ホテルと居酒屋

2022年06月13日 | 日記(?)
先土曜日に熊本市内に飲みに行った。
一番気兼ねのない学生時代の仲間たち5人での飲み会だった。
泊まりは、ダイワロイネットホテル銀座通り。
今年になって新規営業を始めた最新のホテルである。
料金は12,000円だが、地域振興補助金で4,000円で止まれた。ただし朝食はついていない。
部屋はビジネスホテルのレベルではない。
ホテルニッコーにも泊まったが、遜色ないレベルである。
モデレードダブルで予約したが、セミダブルベッド2台のツインがあてがわれた。
2階がフロントなので、1階からエレベーターに乗れば、無断同伴で泊まれるが、
残念ながらそんな相手も、気力も、体力もない。


一人には十分すぎる部屋。テレビは50インチで、コーヒーはドリップの個包と至れり尽くせり

浴室およびシャワーブースと洗面所がガラス戸で区切られていて使いやすい

朝食は1,500円なので、話の種に食べようかとも思ったが、飲み会の翌日にどれだけの食欲があるのか自信がなかったのと、
昼には娘家族が私たち夫婦と婿の親夫婦を父の日の祝いとして、上の裏通りの「うな雅」に招待してくれることがわかっていたので、
朝食で満腹になるわけにはいかなかった、ということで、朝食はホテル1階にあるセブンイレブンでサンドイッチとヨーグルトを買って済ませた。
そういうことで、ホテルは大満足の体験でした。

一方、居酒屋は思い出したくもないほど酷かった。
最初に刺身5点盛りと馬刺しの皿が出たときに唖然とした。
確かに刺身は5点盛りだが、4切れずつしかない。参加者は5人いるのにだ。馬刺しも同様、4人分の切れしかない。
いや~な予感がしたが、その後に出てくる料理がいずれも3人分くらいの量しかない。明らかに2人分はぼったくり設定である。
おまけにステーキを食べたら、差し歯がもげそうになるほどに堅い。
久しぶりにティラノサウルスの歯を借りたくなった。
焼酎のお湯割りは何杯飲んでも酔わないくらいに薄く、久しぶりに素面状態で店を出た。
その店の名前は、*****(ネットで叩けばいろいろと差し障りがあるので匿名で。本当は書きたい!)。

満足のホテルと、逆に詐欺に遭ったような不愉快な居酒屋。
非常に微妙な一夜でした。

いざ、恐竜博物館へ

2022年05月08日 | 日記(?)
紫尾温泉行きとは前後するが、桜満開の折、福井の恐竜博物館に行った。
この歳になって何を?と思われるでしょうが、実は孫2人連れの3人旅だった。
と言うのが、孫のお兄ちゃんの方が恐竜好きで、3年ほど前から福井に行きたいと言っていたのをやっと実現できたのだ。
弟も小学3年生になり、いろんな事が理解できるようになっているだろうということで、今回の旅となった。
また、福井には友人(女性)がいて、友人夫妻を訪ねるという目的もあった。

さて、熊本から大阪伊丹空港に着き、福井行きのサンダーバードまでには時間があったので、
大阪駅でお好み焼きを食べ、大阪城を見に行った。

大阪城の天守前広場
大阪城最寄り駅からお城までは徒歩だとかなりの距離があり、それでも道々桜が満開で桜を見ながら何とか辿り着いた。
しばらく城の広場で時間を潰し、同じ道を駅まで引き返す。
この日は、大阪だけで13,000歩を歩いたことになる。流石に疲れた。

サンダーバードになる前に、たこ焼き屋を探して10個入りを買って列車に乗り込む。
福井駅近くのホテルに入り、風呂で汗を流して駅前の居酒屋に入る。
孫達の旺盛な食欲で、居酒屋メニューを堪能して早めに寝る。

ホテルの部屋で春休みの宿題と格闘中の兄と、テレビをつけてそれを邪魔する弟

居酒屋大好きの兄弟です
2日目は、えちぜん鉄道で勝山まで移動し、駅前からの巡回バスで恐竜博物館に着く。

福井駅前の恐竜、一定時間に動きます

えちぜん鉄道の勝山駅
コロナ禍の中で、予約制になっている入館を11時の予約の前に入らせて貰い恐竜三昧の見物。
昼は付属のレストランで、恐竜バーガーセットを食べて博物館を満喫する。

博物館前の広場です

恐竜博士と一緒に写真を

恐竜博物館は素晴らしいです

来た道を引き返してホテルに帰る。弟の方は帰りの列車の中ではずっと寝ていた。
勝山の桜はまだ蕾で、福井市内とは標高が違うのだと思わせた。
車窓には雪を抱いた山々が見えていたので、さもありなんかな。
ホテルでゆっくり休憩して、友人の住む鯖江市に列車で向かう。
駅には彼女が迎えに来ていてくれて、家に向かう前に桜の名所がある公園周りの道を通ってくれた。
2日前くらいからほぼ満開の状態になったそうで、福井の花見も満喫する。

家にはご主人も待っていてくれて、彼とも以前に何度か会っていたので、久しぶりの再会を喜んだ。
家の中にエレベーターがあって、4階部分はBBQもできる屋上テラスになっているらしい。
孫の弟は屋上を見せて貰ったようで、エレベーターに大興奮だった。
久しぶりの歓談に時間を忘れるほどだったが、孫連れなので8時には暇を告げた。
帰りは友人が車でホテルまで送ってくれた。

3日目は再びサンダーバードで大阪駅まで戻り、バスではなく、モノレールで空港まで行った。
といっても最寄り駅からはたった一駅のモノレール体験だった。

初めてのモノレール体験
空港での昼食は、孫達がたこ焼きがいいというので、自分の小遣いで買ってきた。
面倒なので私もたこ焼きを昼食にした。
今回のホテルはファミリールームで3代のシングルベッドがあり、ルームチャージは7,200円。
11歳以下の子どもはビュッフェの朝食は無料サービスという大盤振る舞い。
なので、2人の孫は大人以上にたっぷり朝食を食べているので、昼食は軽くてよかったのでした。

孫のうち、弟は初めての飛行機体験で、兄の方も随分前に沖縄に行っただけで、飛行機の記憶はほとんどない。
今回は飛行機もだが、モノレールに乗ったり、列車はいろんな路線に乗り、バスでの移動もあった。
列車の自動改札で切符の通し方も覚えて、いい経験になったと思う。
孫2人連れての旅行に上さんは「大丈夫ね?」と心配したが、
旅行先だからか、あまり我が儘を言うこともなく、
兄が弟の面倒を見たり、たしなめたりとしてくれたので結構楽だった。

また機会があったら今度は海外にでも行こうか。