ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
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梅酒の梅を始末する

2022年01月19日 | 日記(?)
昨年も梅酒を作った。
原料はもちろん梅とアルコール。
アルコールの種類は、日本酒・芋焼酎・米焼酎・ホワイトリカー・RAKI(ラクといい、トルコの焼酎)等。
RAKIなるアルコールが何故あるかよく分からないが、多分細君が娘とトルコに行ったときの土産かな。
昨年の暮れに全ての梅を取り出して、梅酒を種類別に瓶に移した。

先ずは梅酒を味見した感想。
日本酒原料は大変まろやかで優しい梅酒になっている。
焼酎類は、芋の方が米のものより少しコクがある。
ホワイトリカーは普通の梅酒。
RAKIは元々の臭いが強いので、好みが分かれるところ、と言うより薬っぽい。
養命酒と思えばいいかも、なんていうレベル。

で、これらを作った梅が大量に残ってしまった。
捨てるには勿体ないので、昨年同様、一部をカレーなんかに用いるチャツネに仕立てる。
RAKIに漬けておいた梅は焼酎の香りが移っていて臭いが強く、ジャムには不向きだったので、これをチャツネにした。
残りは梅ジャムに仕立てる。作り方は自己流なので、チャツネもジャムもほぼ同じ。

梅を圧力鍋で5~7分炊いて圧力が抜けるまでしばし待つ。
その後、しゃもじで鍋を掻き混ぜると梅の実と種が分離する。
その中から種を取り除き、梅肉だけを煮汁と砂糖を加えて30分ほど弱火で掻き混ぜながら煮詰めていく。
10分ほどすると、混ぜているしゃもじが重くなってくる。
さらに15分以上混ぜるとほぼ水分が取れ、粘り気も増してジャムの状態になる。
チャツネの場合、砂糖を控えめにする。梅自体に梅酒の氷砂糖が染みているのであまり必要ない。
ジャムはさらに砂糖を加え、塩をひとつまみとレモン半分のレモン汁を足す。

チャツネはご存じの方も多いと思うが、マンゴなどフルーツから作ることが多い調味料である。
カレーを作るときの隠し味に使うことが多いが、インドでチャトニと言われていて、よく使われる調味料である。
それでカレーに使用されることが多いのかと思う。
カレーの隠し味としては、普通のカレールーに大さじ1~2杯加えるといい味になる。
私は市販のルーは使わないので、チャツネはカレー作りの必需品になっている。

ジャムもチャツネも熟れていない緑梅だったので、色はあまり食欲を誘う色ではない。
だが味は保証付き(と言っても作成者の保証なので当てにはならない)。
ということで、昨年漬けた梅酒は全て始末できました。
メデタシ、メデタシ。

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