ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

カンチャナブリ ー戦場に架ける橋がある町ー に行く 5

2019年11月19日 | タイ一人旅 2019
2019年11月7日

今日の行程は、バンコクのトンブリ駅から約2時間半のカンチャナブリにある
クウェー川に架かる橋(戦場に架ける橋)を経て、
泰緬鉄道工事の最難関と言われたタムクラセー駅まで行く。
そこでしばらく観光して、クウェーリバーブリッジ駅まで引き返して降り、そこからホテルまで歩く。

自画自賛ではないが、カンチャナブリの鉄道観光にはこの行程が一番無駄がない。
しかし、バンコクから来た観光客の大半はツアーの日帰り観光。
片道2時間半くらいの距離なので、見るだけならそれで十分である。

ツアー客はタムクラセーの一つ前の駅までバスなどで移動し、
そこから列車に乗って、タムクラセーで1時間強の時間を過ごし、引き返してきた列車に再び乗り、
次の駅で降りてバンやバスでクウェー川に架かる橋まで移動した後、
そこでゆっくりと観光してバンコクに帰る。というのが一般的なコースだと思われる。

私はせっかく来た初めての町なので、カンチャナブリで2泊する。
町の中心地からクウェー川に架かる橋まで早く5㎞。
宿はカンチャナブリ駅からより、橋からの方が近く、約1㎞なので歩くことにする。


トンブリ駅そばのマーケット。朝は買い物客の車が路上駐車しているために、乗ったタクシーは歩くより遅い。


6時半に宿を出たので朝食にありつけず、市場内にあるパッタイなどを作っている店で朝食。


卵焼きで包んだパッタイだが、麺はほとんど入っていなかった


トンブリ駅には、観光客がそれなりに集まってくる


カンチャナブリ方面へ行く列車がホームに入ってくる


列車内部。どこまで行っても外国人は100バーツ。タイの人は多分20バーツ


サイクリング客のためなのか、自転車を乗せられる車両もある


クウェー川に架かる橋を渡る列車。時速は5キロほどで、橋の上に避難場所が設けてある。


タムクラセーの工事最難関箇所を通過する前に一時停車する


線路を支えるのは木製の橋梁


時速は10キロ弱か。スピードを出せば危険だろう


タムクラセー駅から5分ほど引き返したところ


カオサンのレイバンで記念撮影


人力でこの工事は相当な難工事だろうと思える場所が先の方に見える


列車の待ち時間の間に、駅前の食堂に入り、豚肉の炒め物をかけたご飯とスープで昼食。チャンビアは定番


タムクラセー駅。ここで1時間20分ほど待つと、先まで行った列車がバンコク方面に引き返してくる

クウェーリバーブリッジ駅で列車を降りて、歩き始める。
暑い盛りに歩いたので、宿に着いたときは汗びっしょりになった。
宿にチェックインして部屋で過ごすが、エアコンのリモコン操作がよく分からない。
フロントに行くとお姉さんが気軽に来てくれて丁寧に説明してくれた。
部屋もいいし、お姉さんも感じがいいし、部屋に面した庭の雰囲気もいい。


サバイカーンホテルの部屋。1階は庭に面したテラス付きの部屋で非常に快適。
バスルームもその中が、真ん中に洗面台があり、それを挟んでトイレとシャワーがある作りで、
それぞれに簡易な区切りが設置してあるので、シャワーの水で他の部分が濡れることはない


夕食は、300mほど離れたところにあるBBQの店に入った。
といっても野外なのだが、取りあえずどんな食材があるか見せてもらう。
エビや貝類がある。もちろん肉は鶏、豚、牛、モツもある。


280バーツで食べ放題だ。一人BBQは寂しいが「ヒロシ」的に気にせずやってみよう。
店員が少なくて、誰に言ったらいいか分からないでいると、
かなり開放的な様子のお姉さんがいたので、食べたいというと席に案内してくれた。
フィリピンのビール、サンミゲールのキャンペーンガールというので、ビールはもちろんサンミゲールを注文。


その格好でタトゥーはOKなの?背中の方にもモンモンがあるけど・・・

一人で、覚束なく見えるのか、肉を持ってきて焼いてくれたり、
ビールが減ると注いでくれたり、しばらくはほぼ専属のように世話を焼いていただいた。
海外ではタトゥーに妙な先入観は×なのです。本当にやさしい心遣いをいただきました。
これで食べさせてもらったら、ほぼほぼ要介護者だな。

ビール1本なので酔いはないが、腹は膨れて夜道を帰る。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿