砂場総本家に行った後、もう1軒はしごしようと車の中で盛り上がったので
かんだやぶそばに行きました。
昔、父に連れられて行ったことがあり、
今回の舌学レポートの10軒には絶対入れようと思ったお店です。
外観から歴史を感じられるし、店内を1歩入っただけでお店の方の完璧な接客、
4代目の女将さんが帳場に座って独特の言い回しで注文を調理場に伝える声を
聞きながら食べるお蕎麦は最高です。
お蕎麦の色は緑ががかっていて、蕎麦粉は茨城県産の外1で打ったもの、
蕎麦は辛口で、薬味は葱と山葵でした。
蕎麦猪口も徳利も蕎麦湯が入っているものも同じ色のもでした。
お蕎麦は1口食べた瞬間蕎麦の香りが口の中に広がり
それを絡めの蕎麦汁につけて食べましたが、言うことなし。
これぞ「蕎麦」です。
今回の舌学で今まで7軒食べ歩きましたが
ココが1番美味しかったです。
お蕎麦の三大暖簾の藪・砂場・更科と食べ歩きましたが
好みは藪ですね。更科の変わりそばも美味しかったですが。。。
写真の上に載っているのは、「天抜き」です。
私も最近「天抜き」の存在を知って食べてみたかったので
注文しました。本来はお酒のおつまみですね。
「天ぬき」は 芝海老を高温の濃口胡麻油でかき揚げにした
天ぷらのそば台を抜いて吸い物仕立てにしたものです。
美味しかったです。
大満足のお蕎麦でした。
ここはまた行きたいお店です。