Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ソウルで女子会 1 韓屋ステイ

2015-04-07 19:21:50 | 東アジア
中学校以来の古~い友人と韓国旅行に行ってきた。
この友人とは以前に台湾に旅行したが、数えてみたらあれからもう6年も経っていた。
まあ、我々の長い付き合いからすればついこの間だけれど。

と言うわけで

2015年4月2日から5日 ソウルの旅

4月2日

 今回のソウル行きは成田からLCCのチェジュ航空を利用。

LCC専用ターミナルは明日から運用開始だが、この日も隣のゲートではなにやら式典が行われている。
覗いてみると
 タイガーエアの台湾線が就航したとのこと。
成田はそのうちLCC専用空港になり下がるのじゃないだろうか。

チェジュ航空の方は定刻の11時50分に出発。
機材はB737-800と小さいし、機内では水が一杯出るだけだが、シートピッチはごく普通で狭いことはないし、荷物も15㎏まで預けられるのでまったく問題なし。

仁川到着も定刻の14時30分。
すぐにチケットを買ってリムジンバスの乗り場へ。
 
6011番のバスで景福宮まで10,000ウォン、ちょうど1時間。

今回の旅のテーマは勝手に「韓流歴史ドラマ体感ツアー」と設定(笑)。
なので宿泊も景福宮の西側、昔は医官や絵師が住んでいたと言う西村の韓屋を選んでみた。

宿はバス停から徒歩10分もかからないところ。
途中の大通り沿いにはレストランやおしゃれなカフェがたくさんあるが、そこから路地に入ると車も通らず静か。
 
そして現れる韓屋が「古韻堂(コウンダン)」

到着するとちょうど門の前でお掃除をしていた宿の奥さんがすぐに部屋へ案内してくださる。
 
立派な門の内側は中庭になっていて、L字型の建物の各部屋への入口がある。一番右の扉は台所で、その前には料理上手な奥さんが味噌や醤油を手造りしているという壺が並ぶ。

我々の部屋は正面の「金室」。
  
中は四畳半ほどで最初はびっくりするほど狭いが、天井が高いので意外に圧迫感はなく、なによりこの部屋にはトイレとシャワーが付いているのがいい。
 他の4室は中庭のバスルームを使うことになり、どこもとても清潔だけれど冬の夜などは辛そうだ。

 
部屋の中には服をかけるラックと小さなチェストが一つ、後はお布団があるだけ。
お布団は韓流歴史ドラマそのままで華やかだが、敷布団はかなり薄い。これで寝られるだろうかと心配したが、床がオンドルになっているので背中がポカポカと温まり、とてもきれいなシーツでぐっすり寝られた。

ちなみに昔風に油紙が敷かれた床、現代のオンドルは薪の煙ではなく電気で温水を循環させるそうだが、スイッチを入れるとすぐに暖まって、我が家のガスの床暖房よりいい。

小さな部屋の斜め向かいには共用スペースがあって、テレビやPC、湯沸かし器などはこちらにある。
 
 天井の梁や窓ガラスも古くて素敵。
こちらの建物は築100年ほどだそうだが、それを現在のオーナーが買い取って3年前に宿に改装したとのこと。

奥さんは韓国語オンリーなので、日本語の話せるご主人から電話で宿の利用方法の説明を受ける。
これから3泊はチャングムやトンイの世界だ!


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コメント (2)
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