那須どうぶつ王国からはくねくねとした山道を上がること30分ほど、宿泊は大丸温泉旅館。
こちらには2年前にもお世話になったが、少し前に秘湯スタンプ帳の5冊目がいっぱいになったので今回はご招待。その上、同行の弟は埼玉在住者なのでブロック割りとやらで宿泊料が5000円引きに2000円分のクーポン付。この関東エリアのブロック割り、東京都だけ除外ってなんだか納得できない。
今回のお部屋は別館3階のツインルーム。
10畳間によじ登らなければならないほど高いベッドが二つ。押し入れだっただろうスペースに机が置かれているのがおもしろく、トイレ・洗面台にユニットバスまで付いている。
が、もちろんユニットバスなど使わず、大浴場へ。
この宿の売りは川を利用した大野天風呂だが、一番上流にあるのが女性専用の山ユリの湯。こちらは湯浴み着など必要なく入れるのでもちろんこちらへ。
奥からアツアツのお湯がふんだんに注がれ、これが下流の混浴に流れ込むのだから一番鮮度のいいお湯はここなのだ。
女性専用露天はもう一つあって、この奥に旅館の自家源泉が見える。
宿の人によるとこの2つのお風呂にはやっと先週から入れるようになった(冬季は閉鎖)とのことなので時期的にもぴったりだった。
食事は1階の個室食事処で。
鰆の西京焼きにマッシュポテトとケチャップが乗っているのはいささか微妙だけれど
カラッと揚がったメヒカリは頭からいただき、しゃぶしゃぶはお肉も野菜もたっぷり。鍋の片側は温泉水、もう片側は豆乳出汁で、野菜は豆乳、お肉は温泉水でしゃぶしゃぶするのが正解と見た。
つやつやのご飯には豆乳出汁をかけてネコまんまにして、デザートの苺プリンをいただいたら超満腹。
フカフカのお布団が暑すぎて早く目が覚めた翌朝、朝風呂に行くと女湯の手前の貸切風呂に小さく「硫黄泉」と書いてあるのに初めて気が付いた。
実はこの宿、館内に入ると廊下など硫黄の香りがプンプンするのだが、大浴場も自慢の野天も無色透明の単純温泉なのが不思議だった。この貸切風呂だけ源泉が違うとは知らなかったのでちょうど空いていたのを幸い入ってみると
透明なお湯の底にうっすらと湯の花が溜まっているのが見えて、室内はもちろん硫黄の香り。
しかし宿のサイトを見てもこの硫黄泉のことは書いていない。宿の自慢はあくまで那須御用邸にも引湯されているメタケイ酸豊富な自家源泉ということらしい。
朝食メニューは2年前と変わらず
つくね入りの具沢山味噌汁が美味。
坂の上にある駐車場まで、ほんのわずかの距離を車で送っていただいて宿を後にした。
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