2月9日
ホテルは朝食付きなので2階にある食堂に行ってみる。
あまり広くないし品数も多くないが、フレッシュジュースを作ってもらえるのはいい。
朝食は済ませたけれど、昨夜も行った双城街へ。
朝食向きの屋台が多い中、葱抓餅を買って地下鉄駅へ。
士林駅からバス通りに出ると目の前に陽明山行きのバスが来ていたので飛び乗って、終点まで30分。
バスターミナルには次々とバスがやって来る。
ここからは陽明山を一周するバスがあるので乗り換える。
平日でもたくさんのお客さんがいるが小型バスはなかなか来ないし、最初に乗ったバスは周回バスではなく、途中で乗り換えることになったが、なんとか目的の小油抗に到着。
ここには観光案内所があり、その脇の展望台からは硫黄の噴気がもくもくと上がっているのが良く見える。
ところで陽明山とは言うが、ここにその名前の山はない。
一番高い山は七星主峰と言って、その周りにハイキングルートがいくつもある。
今回は小油抗から七星主峰へ上るコースを歩くことにしたので駐車場脇の階段から出発。
石段はとても良く整備されていてスニーカーでも全く問題なく行けるが、思いのほか急階段がひたすら上へ伸びる。
少し上がると周りの山がきれいに見えてきて
硫黄の噴気をくぐり抜けながらさらに上へ。
しばらく行くと雲海が見えてきて
この雲の下には台北市があるはずだが、今日はまったく見えない。
やがてちょっと平らな所に出て、ここから最後ののぼりを過ぎれば
1120mの七星主峰頂上。ここまで1.6㎞、ちょうど1時間の標準時間で登れた。
ここには軽装で来られるということで子供連れもいっぱい。
中にはなぜか裸で裸足なんていう剛の者もいるが、そんな人たちに囲まれながら持参の葱抓餅でランチ。
そのうちに霧で霞んでいた山頂も少し晴れてきたが
台北市はやっぱり雲の下だ。
十分に休んだら下山。一番人気は七星主峰の隣の七星東峰を通って冷水抗へ降りるルートらしいが
あれをまたずっと上るのはいやだ。
と言うことで距離は長いが七星公園の脇を通って苗圃に出るルートを選択。
こちらも石段がよく整備されていて今度はひたすら下るが、丈の高い草しか生えていなかった往路に比べてこちら側は木が茂り、苔もいっぱいで植生が明らかに違う。
小油抗で上り始めて、休憩も含めて苗圃到着までちょうど3時間。
汗でドロドロになったが、この登山口の近くには大きなビジターセンターがあってトイレもきれい。
周りにはピンクの花がたくさん見えて
この時期、陽明山はちょうど桜の時期だった。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます