Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ソウルで女子会 7 ソウル城郭

2015-04-23 18:22:10 | 東アジア
4月4日 続き

お昼にがっつりカンジャンケジャンを食べたので、午後はそのカロリーを消化することにした。

そこで地下鉄に乗ってやって来たのは初日の晩に来た東大門。
 
駅の北側に東大門城郭公園というのがあり、ここに城壁が残っているのだ。

ソウルの城壁というのは14世紀末、李氏朝鮮の初代、太祖の時代にまず作られ、その後4代世宗の時代、また18世紀初めの粛宗(トンイの王様ね)の時代に改築されたと言うもの。
都をぐるっと囲んで全長18.2kmあったもののうち、現在も10.5kmが残っていると言うことなのでこれを少したどってみようと言うわけ。(城壁の地図はこちら

城壁の高さは150cmぐらいだろうか、脇に作られた階段を上って行くと
 眼下に東大門、その奥にある平べったい茶色の屋根はDDPだが、この高さまで登っても全体像は残念ながら見えない。

城壁沿いはずっと遊歩道として整備されているので散歩したりジョギングしたりする人がいっぱい。
そこにコブシやら桜やら
 
 
サンシュユ、ボケの花も咲いて、空は曇ってしまったが春らしさでいっぱい。

東大門からはずっと登りを上がって行くと見晴らしもよくなってきて

こちらは遠くにNソウルタワーの見える城壁の内側。


今はもちろん外側にも街が広がっていて
 丘の斜面には家がびっしり。

のんびりと2km歩いて、着いたのは駱山(ナクサン)公園。
 ここも大勢の人でにぎわっていて、ソウルの人たちの週末は健康的だ。

城壁はまだまだ続くが、ここで本日の城郭歩きは終了。
次はもっと本格的ハイキングになるらしい北側を歩いてみたいものだと思いつつ、125mある駱山を下りて地下鉄の恵化駅へ。

ここで雨が降ってきてしまったので、この後は南大門にある新世界百貨店の食品売り場へ。
しかし東京のデパ地下、というよりハロッズあたりをモデルにしたらしい売り場は輸入物が多くて戦利品なし。

一度宿に戻り、この日は2万歩も歩いたのでその疲れを取るべく、オーナーが教えてくれた近所のサウナへ行く。

場所は宿から徒歩10分ほど。
教えられた通りに大きな建物があったがどうやらマンションらしく、サウナは地下だと聞いてはいたが英語の表記などはない。
 
このゴルフのマークがそれだろうか、と恐る恐るエレベーターで下に降りると
 よかった、スポーツジムに併設のサウナはここで間違いなかった。

フロントは日本語はもちろん英語もほとんど通じないが、「チムジルバン?」と聞かれるのでうんとうなずき一人9000ウォン支払うとウェアとタオル、ロッカーの鍵を渡される。
更衣室とお風呂はもちろん男女別だが、サウナは男女兼用になっていて、高温の汗蒸幕から60℃ほどの低温サウナ、石を敷き詰めた部屋に冷蔵庫のような部屋まであって、広い休憩所ではマットを敷いて勝手に寝転がれる。
数少ない英語の注意書きには「12時間以上の滞在の場合には1時間1000ウォン」と書いてあったから24時間営業のここで夜明かしをする人たちもいるのだろう。
マッサージや垢すりをお願いするのには韓国語がわからないとハードルが高すぎるが、ローカル・サウナはコスパが良くて最高。ここを教えてくれたオーナー氏に感謝。

とここで2時間以上もゴロゴロして、夕食は近所の居酒屋へ行ってみる。

 
地下の小さな店は若い子たちが切り盛りしていて、客も若い子たちばかり。
隣のテーブルではお姉ちゃんの3人組が楽しそうにマッコリを飲んでいたが、韓国は女性グループが多いのがこちらもうれしい。

ここに入ったのは呑兵衛のわが友がマッコリの飲み比べセットを試したいと希望したため。
 でやってきたこれが辛口マッコリ・セット。
説明がついているがすべてハングルなのでまったくわからず。辛口と言えどもマッコリは甘くて、特に右から2番目のピンクのはどうやらイチゴフレーバーらしい。これで辛口だったら、甘口はどれだけ甘いのだろう。

 
つまみはゆで豚とパジョン。ゆで豚はアミの塩辛をちょっと乗せ、細いニラを巻いて食べるとさっぱりとおいし~。
大きなパジョンもなんだかんだで結構食べちゃった。

西村界隈、やっぱり住みやすそうだ。


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