まいどおなじみ歯磨き粉コレクション、今回はぐっと地味なラインナップ。
まずは初の南米産、アルゼンチンの歯磨き。
ちょっと古めかしい箱に中身も普通の白いミント味。
しかし実はアルゼンチンのスーパーはコルゲートに占拠されていて、これはようやく見つけたローカル・ブランド。
それも箱の裏をよく見ると会社はコルゲートの傘下に入っていた。
実際世界中どこに行っても売り場はコルゲートに占領されていることが多くて、そうでなければ元東インド会社のユニリーバが大きな顔をしている。そのどちらもまったく見かけないのは日本ぐらいではないだろうか。
イランのスーパーに並んでいるのも外国製が多く、ガイドさんは「イラン製なんてありませんよ」と言っていたが、なんとか一つ発見。
エンボスまで使ったなかなか立派な箱入りで、中身は青いツブツブ入りのきれいな水色。シベリア・クリーンという名前の割にミントは強くなくて穏やかな味。
イラン製であることはガイドさんに確認してもらったが、そのわりに表は英語表記、ペルシャ語はサイドと裏になっているのがおもしろい。
もう一つイランで買ったこれはトルコ製。
これも中身はごくオーソドックスな白いミント味。
こちらは見た途端、「これはイラン製じゃないです」とガイドさんが言うのでなぜわかるのかと聞くと、「イラン製だったらこんなスカーフをかぶっていない女性の写真を載せないです」ということでなるほど。しかしイスラムマーケット向けに髪の毛はデザインで隠しているらしい。そこまでするか。
ただしこちらは元ソ連圏がおもな輸出先らしく、片面は英語、片面はロシア語表記になっている。
久しぶりに台湾で買った歯磨き粉はこちら。
フルーツミント味で泡立ちの少ない、おそらくは子供仕様。
このアヒルさんがかわいくて買ったのだが
同じアヒル柄のハンドソープやシャワージェルもあって、ほしかったが重いのであきらめた。
同じようなアヒルものは町中に氾濫していて
ケーキやらキャンディやら、同じアヒルのリュックを担いだ子も何人か見かけた。
このアヒルの元ネタはオランダの芸術家、フロレンティン・ホフマンの巨大オブジェで、世界のあちこちに出現して人気を博している。(写真は公式サイトから)
台湾には2013年に出現したばかりなのでいまだに人気が続いている様子。
日本にも2009年に大阪、2012年には尾道に出現したらしいが、日本ではそれほど話題にならなかったのはなぜだろう。かわいいのに。
過去のコレクション:
歯磨き粉の話
また歯磨き粉の話
歯磨き粉コレクション 3
歯磨き粉コレクション 4
歯磨き粉コレクション 5
歯磨き粉コレクション 6
歯磨き粉コレクション 7
歯磨き粉コレクション 8
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まずは初の南米産、アルゼンチンの歯磨き。
ちょっと古めかしい箱に中身も普通の白いミント味。
しかし実はアルゼンチンのスーパーはコルゲートに占拠されていて、これはようやく見つけたローカル・ブランド。
それも箱の裏をよく見ると会社はコルゲートの傘下に入っていた。
実際世界中どこに行っても売り場はコルゲートに占領されていることが多くて、そうでなければ元東インド会社のユニリーバが大きな顔をしている。そのどちらもまったく見かけないのは日本ぐらいではないだろうか。
イランのスーパーに並んでいるのも外国製が多く、ガイドさんは「イラン製なんてありませんよ」と言っていたが、なんとか一つ発見。
エンボスまで使ったなかなか立派な箱入りで、中身は青いツブツブ入りのきれいな水色。シベリア・クリーンという名前の割にミントは強くなくて穏やかな味。
イラン製であることはガイドさんに確認してもらったが、そのわりに表は英語表記、ペルシャ語はサイドと裏になっているのがおもしろい。
もう一つイランで買ったこれはトルコ製。
これも中身はごくオーソドックスな白いミント味。
こちらは見た途端、「これはイラン製じゃないです」とガイドさんが言うのでなぜわかるのかと聞くと、「イラン製だったらこんなスカーフをかぶっていない女性の写真を載せないです」ということでなるほど。しかしイスラムマーケット向けに髪の毛はデザインで隠しているらしい。そこまでするか。
ただしこちらは元ソ連圏がおもな輸出先らしく、片面は英語、片面はロシア語表記になっている。
久しぶりに台湾で買った歯磨き粉はこちら。
フルーツミント味で泡立ちの少ない、おそらくは子供仕様。
このアヒルさんがかわいくて買ったのだが
同じアヒル柄のハンドソープやシャワージェルもあって、ほしかったが重いのであきらめた。
同じようなアヒルものは町中に氾濫していて
ケーキやらキャンディやら、同じアヒルのリュックを担いだ子も何人か見かけた。
このアヒルの元ネタはオランダの芸術家、フロレンティン・ホフマンの巨大オブジェで、世界のあちこちに出現して人気を博している。(写真は公式サイトから)
台湾には2013年に出現したばかりなのでいまだに人気が続いている様子。
日本にも2009年に大阪、2012年には尾道に出現したらしいが、日本ではそれほど話題にならなかったのはなぜだろう。かわいいのに。
過去のコレクション:
歯磨き粉の話
また歯磨き粉の話
歯磨き粉コレクション 3
歯磨き粉コレクション 4
歯磨き粉コレクション 5
歯磨き粉コレクション 6
歯磨き粉コレクション 7
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イランのもののように、自国の文字が入っている方がいいポンが、その辺は国によってデザインに対する考え方が違っていて面白いポン
狸田、人が出てくるものよりも、文字ばっかりの方が好きポンで、Meridentが好みポン
歯磨き粉に使用法なんて必要ないし、英語だけの方が現代的で衛生的な工場で作られているような感じがする、ということでしょうかね。
考えてみるとなかなかおもしろいですね。
どこの言語表示があるかで 周辺の事情が判りますね。
私もその辺り くまなく見ます。(笑)
以前、ご紹介したシベリアの真っ黒な歯磨きは ハーブと
言う名の草の香り??が気になって 以後使っていません。
現地ではどーなのか気になる所ですが。
コルゲートは本当にあちこちで巾を利かせていますよね。
歯磨き粉は結構国境を越えて流通していたりするので、なかなか興味深いものがあります。
でも世界中コルゲートばかりになってしまってはつまらないですね。
私は日本でも歯磨き粉=コルゲートのイメージだったのはどうしてだろう?
フランスもコルゲートとSIGNAL(ユニリーバ)が2分してる感じ。
フランス製の歯磨き粉もあるけれどちょっとお高めでマイナー。
巨大あひる、ドイツには行ったことがあるけれど、フランスには来てないみたい。
最近別の巨大オブジェが物議をかもしたから、きっ今後もフランスには来ないと思う(笑)
ユニリーバも歯磨き粉はないし、日本市場ってやっぱりガラパゴスかもね。
巨大アヒルちゃんがフランスに行っていないのは意外ですが、おフランスの方は巨大オブジェはお嫌いなんでしょうか。
中国では大人気だったけれどすぐに偽物が大量出現したとか、反応の仕方にもお国柄が出て面白いですね。
同じ商品でも国の言葉が違うのでそのあらわし方が
興味深いです。
下から2枚目の写真、台湾でのアヒルオブジェ見物者の多さにおぉ~と声が出ました。
おっしゃる通り、同じブランドでも国ごとの対応に違いがあるのでそれだけ集めても面白いかもしれません。
アヒルさんの人気は中華圏で特に高かったみたいですね。日本で目立たなかったのはゆるキャラがあふれているからかしら。