5月1日
朝のバクーを出発。
市の中心にはクラシックなアパート、ちょっとはずれるとモダンなアパート。
さらに離れたところにある、まるで工場のような建物は大きなバス・ターミナル。その向こうにも家並が広がっている。
きれいに舗装された道路を快調に飛ばすうちにまわりはしだいに乾燥した景色になって来て
野原には黄色い菜の花や赤いポピーがたくさん咲いている。
小一時間ほど走ったマラザと言う町でちょっと幹線道路を外れ、バスは谷へ下りて行く。
崖にくっついて建っているのは15世紀初めの「ディリ・ババの墓」。
建物の中に入り、さらに高いステップを上がったホールには近所の村の子だろうか、やる気のなさそうな墓守がいて、ここに続く崖をくりぬいた部屋がディリ・ババの墓。実際はシルヴァン朝の王の墓らしいが、イスラムの聖人の墓と信じられていて、ここで願い事をするとかなうと言うことで地元では人気のスポットなのだそうだ。
ホールからはさらに上に上がる階段があるので行ってみると、墓の屋上ではなく、崖の上に出てしまった。
周りの地形がよくわかって見晴らし最高。
さらに30分ほどでシャマフの街に到着。
ここでまず立ち寄ったのは金曜モスク。
ここは743年、アゼルバイジャンで最初に建てられたモスクなのだそうだが、現在の建物は2013年に改築されたばかりの物。正面の池のある庭が最初のモスクの跡だとか。
異教徒でも中には入れるが、この日はちょうど金曜日だったためお祈りの場所が男女で分けられていて、女性は仕切りの隙間から中を覗き見られただけ。
アゼルバイジャンは一応90%がイスラム教徒の国、バクーでも夕方にはアザーンが聞こえたが、元ソ連領の国らしく戒律はゆるゆる、どこでもアルコールがふんだんにあるし、街中でスカーフをかぶっている女性もほとんど見かけない。
今回の旅ではモスクはこの一か所しか訪れることはなかった。
シャマフではもう一か所、高台にあるイェッディ・ギュムベズへ。
ここは今も現役の墓地なのだが中に3基、18~19世紀のこの地の支配者の霊廟が残っていて、
裏に馬や銃器などの絵が彫られた墓標もおもしろいが
この高台から見下ろす景色が素晴らしい。眠るならここに、という気持ちがよくわかる。
シャマフを出ると乾燥した景色も次第に緑が増えてきて
野菜や果物が採れるエリアなのだろう、道端でジャムやピクルスを売っている。
ぶら下げられた丸い円盤は果物でできた半生のシートのようなもの。添乗員が一つ買って味見をさせてくれたが、まあ想像通りの味。酸味が強いが、嫌いな味ではない。
本日のお昼はこちらのレストラン。
庭に屋根だけのあずまやがいくつも並び、我々のテーブルは木陰のオープンエア。
どんなものが出てくるかと心配したが
鶏とお米が入ったサフラン風味のスープは今回の旅でも一番のおいしさ。
羊のケバブもおいしくて、おみそれしました。
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朝のバクーを出発。
市の中心にはクラシックなアパート、ちょっとはずれるとモダンなアパート。
さらに離れたところにある、まるで工場のような建物は大きなバス・ターミナル。その向こうにも家並が広がっている。
きれいに舗装された道路を快調に飛ばすうちにまわりはしだいに乾燥した景色になって来て
野原には黄色い菜の花や赤いポピーがたくさん咲いている。
小一時間ほど走ったマラザと言う町でちょっと幹線道路を外れ、バスは谷へ下りて行く。
崖にくっついて建っているのは15世紀初めの「ディリ・ババの墓」。
建物の中に入り、さらに高いステップを上がったホールには近所の村の子だろうか、やる気のなさそうな墓守がいて、ここに続く崖をくりぬいた部屋がディリ・ババの墓。実際はシルヴァン朝の王の墓らしいが、イスラムの聖人の墓と信じられていて、ここで願い事をするとかなうと言うことで地元では人気のスポットなのだそうだ。
ホールからはさらに上に上がる階段があるので行ってみると、墓の屋上ではなく、崖の上に出てしまった。
周りの地形がよくわかって見晴らし最高。
さらに30分ほどでシャマフの街に到着。
ここでまず立ち寄ったのは金曜モスク。
ここは743年、アゼルバイジャンで最初に建てられたモスクなのだそうだが、現在の建物は2013年に改築されたばかりの物。正面の池のある庭が最初のモスクの跡だとか。
異教徒でも中には入れるが、この日はちょうど金曜日だったためお祈りの場所が男女で分けられていて、女性は仕切りの隙間から中を覗き見られただけ。
アゼルバイジャンは一応90%がイスラム教徒の国、バクーでも夕方にはアザーンが聞こえたが、元ソ連領の国らしく戒律はゆるゆる、どこでもアルコールがふんだんにあるし、街中でスカーフをかぶっている女性もほとんど見かけない。
今回の旅ではモスクはこの一か所しか訪れることはなかった。
シャマフではもう一か所、高台にあるイェッディ・ギュムベズへ。
ここは今も現役の墓地なのだが中に3基、18~19世紀のこの地の支配者の霊廟が残っていて、
裏に馬や銃器などの絵が彫られた墓標もおもしろいが
この高台から見下ろす景色が素晴らしい。眠るならここに、という気持ちがよくわかる。
シャマフを出ると乾燥した景色も次第に緑が増えてきて
野菜や果物が採れるエリアなのだろう、道端でジャムやピクルスを売っている。
ぶら下げられた丸い円盤は果物でできた半生のシートのようなもの。添乗員が一つ買って味見をさせてくれたが、まあ想像通りの味。酸味が強いが、嫌いな味ではない。
本日のお昼はこちらのレストラン。
庭に屋根だけのあずまやがいくつも並び、我々のテーブルは木陰のオープンエア。
どんなものが出てくるかと心配したが
鶏とお米が入ったサフラン風味のスープは今回の旅でも一番のおいしさ。
羊のケバブもおいしくて、おみそれしました。
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