【新生児】ミルクを飲まない、泣かない、起きない

2020-05-02 10:54:00 | 育児奮闘中



こんにちは、やびまるです。
2人目の帝王切開は
想像していた以上に過酷です。


同じところを切腹したのですが
まず傷口の治りが、悪すぎる。
鏡で見たら
見た事のない太くて赤い線が
傷口の両端に縦にピシィと出来てて
それがめちゃくちゃ痛痒い。


傷口も疼くほど痛痒い。
1人目の術後の記憶が薄いのもあって
(必死に育児してたから、かな?)
こんなに!?と驚いています。



そんな2人目の新生児。

38週で帝王切開にて出産。
2785gでお口が小さい。
そして、本当に泣かない。


病院にいる時から
ミルクの時間になっても泣かないし
とにかく寝てるから
ミルクを無理矢理口に含ませて
起こそうと必死になって
オエっとさせてしまう始末。


3時間おきに、って言われてても
本当に赤ちゃんがいるの?ってくらい静かで
正直、暇すぎて
逆に心配でソワソワしてしまう。


退院して2日間は
ミルクも飲んで
少しだけ「ふぇ…」って
泣くようになって
ああ、こんな声なんだ
可愛いなーって思ってたのに
3日目から完全にミルク拒否。


・ミルクを温め直す
・角度を変えてみる
・一生懸命起こす


ってしても全然ダメ。
飲んで2〜30mlが限界。
しかも口からだらだらと溢れてるので
実際体に入ってるのはほんの少し。


最初はこんなもんか?と思っていたけど
顔色も悪いし、いかんせん泣かない。
そして本当にずーーーっと寝てる。
(育児記録を見直すと
この頃1日23時間以上寝てます)


そのうち不安がMAXに達したので
小児科に連れて行きました。
病院でも服を脱がされたり
処置を色々されているのに
ずっと寝たまま。


「大人しいねーお利口さんだねー」
とピントのズレた言葉を
看護師さんがかけてきます。



そして診察。
「体重を測ったけど
全然増えてないね。
ただ血糖値は下がってないので
点滴はしないで毎日様子見ましょう」


「お母さん、しっかり!頑張って研究してね!」


…頑張ってって
もうめっちゃ頑張ってるし
研究ってどうしたらいいのよ。。


「まあミルクとかに関しては
本来は助産師さんから指導もらわないとだからね」


おっしゃってることはわかるんだけど
頭の中「体重増えてない」「まずい」で
パニック状態。


まだ生まれて間もないので
勿論保険証も子供医療証もないので
全額支払いをして
(このご時世に全額支払いは家計的に震えるー)
半泣きで帰宅。


帰ってからも寝続ける次男に
一生懸命ミルクをあげました。
(勿論飲みません)



お願い、お願い、と
震える声で哺乳瓶を握っていると
長男が自分が大切にしている
ブーブーの本を握りしめて
「どーーーぞ」
と言いながら
心配そうに近づいてきました。


「今遊んでる場合じゃないの!!
見てわかるでしょ!」


生まれてきてくれてから初めて
長男に声を荒げました。


最悪だ。
こんな母親消えてしまえばいいのに。
全てうまくいかない…


夫がそばで
「心配だっただけだよね!
大丈夫大丈夫!パパにブーブーの本見せてー」
と長男の気を逸らしてくれたけど
あの時の長男の傷ついたような瞳は
忘れられません。
ごめんね。。


とにかく追い込まれてるから
ご飯も喉を通らないし
それでも迫ってくる3時間おきのミルクに
疲弊していたら
妹が心配して電話をくれました。


「大丈夫?
哺乳瓶を変えてみたらどうだろう?
ミルクも今使ってるヤツから変えてみようよ!
ずっと闘ってたんだね。辛かったね。」


妹の声にボロボロ涙が溢れて止まりませんでした。


姉妹って本当に有難い。
妹も生後1ヶ月の愛息子を
一生懸命育ててる時なのに
「買って持って行こうか?頼ってよね!」
と明るく投げかけてくれました。



夫に妹の助言を話すと
すぐに車を飛ばして
哺乳瓶と違うミルクを買ってきてくれました。


それをすぐに消毒してあげてみると…


なんと60ml飲んでくれたんです。


夫婦で妹の言葉に深く感謝しつつ
もう一度車を飛ばしてもらって
哺乳瓶をあと2つ買ってきてもらい
とにかく親の方もストレスを少しでも減らして
ひとつひとつ乗り越えて行こう、と
決めました。



そのあと、出産した産院の
助産師長さんが
つきっきりでミルクの指導をしてくださり

「お母さん。自信を失わないで。
あなたは立派だよ。大丈夫だよ」

と何度も声をかけてくださり
自分でも気づかなかった喪失感を
埋めてくださいました。

「次男くんは
低燃費赤ちゃんなんだね。
泣かないと不安だよね。
でもきっとそのうち
ミルクを飲むようになってくると
イヤでもよく泣くようになるよ。」


低燃費赤ちゃん…

ほんとうは抱っこして欲しくても
喋りかけて欲しくても
エネルギーを使えないから
ただただ寝ていたんだね…

気づけないでごめんね。
これからは
暇ー!なんて思えないくらい
いっぱい抱っこするからね。



夫婦でその後もしっかり話し合って
色んなことを決めました。


普段長男は結構夫に任せてしまっているので
夫が次男にミルクをあげてくれているときは
私は長男を抱きしめていっぱいお話しする。

いっぱい笑う。

楽しいことを考えて過ごす。
(お金は?仕事復帰は?とか今は考えない)


次男がミルクを飲んだらいっぱい褒める。


犬たちとコミュニケーションをしっかりとる。


あたりまえのことだけど
あまりに余裕がなさすぎて
考えが及ばなかった所ばかりで。


ひとつ、歯車が動き出したら
月並みだけど
まるで今まで雨雲ばっかりだった空に
急に太陽の光が差し込んだみたいに
色んなことが嬉しくて
大丈夫、きっと大丈夫だ。
って思えるようになりました。


両親や弟はずっと心配してくれて
なにより長男のケアを
めちゃめちゃしてくれて
産前産後に見られた情緒不安定も
(抱っこをやたらせがんだり
かまって欲しくて理由なく泣いたり
叩いたり騒いだり…)
カナリ減ってきました。
お陰で長男は我が実家が
大好きです。



おっぱいもほぼ出ないんだけど
搾乳機を手に入れて
頑張れば半日で50mlくらいは
出るようになりました。


現在、次男は生後16日目。

3時間おきにまぁ元気に泣くし
一回の哺乳量も100ml〜110mlになり
1日のミルク量も700の大台に乗りそうで
心から一安心。。


あんなに不安で不安で
押し潰されそうだった退院後が
周りのみんなのお陰で嘘のようです。
本当にありがとう。



この時アドバイスされた事を
忘れないためにも今一度。


ミルクを飲まない!対処法は…

・哺乳瓶を変えてみる
・ミルクのメーカーを変えてみる
・ちょいちょい飲み(2〜30ml等)をさせない
・3〜4時間の間隔空けを絶対に守る
・泣いたら肺の運動になるから少しの間泣かせて
さらにお腹を空かせてあげる
・母乳に拘らない



自信を失わない事。
色んな方法を試してみる事。
(長男の時はこうだったから!に縛られない)
個人差があるから決して焦らない事。


すっかりわたし
また初心者マークです。
ゼロからまた、お母さん
頑張りたいと思います。


一歩ずつゆっくりと。
みんなと一緒に。





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