カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

・蔵王エコーライン(2)雪の回廊~大黒天

2014年04月26日 | ★蔵王・松島など 

 昨日(4月25日)、蔵王エコーラインへ行ったわけですが、その2回目です。
 この蔵王行では、どこにも寄らず、まっすぐに刈田岳山頂まで行きました。後は下りて来るだけということになります。




 上るにしても、下りるにしても、とにかく、雪の回廊です。すごいです。
 途中、何度も「うわぁ、ここで写真を撮りたい」みたいなところを通るわけですけど、このワインディングロードで車を駐めるわけにはいきません。
 カエサルは、「大黒天」の駐車場に車を駐めて、そこから歩いて写真を撮りに行くことにしています。


 「大黒天」という名前は、この大黒様があるからつけられた名前なんだそうですけど、この大黒様を誰が置いたのかはわからないんだそうです。




 何はともあれ、大黒天からの展望です。
 蔵王に来て、山頂まで行って来たにも関わらず、ここをスルーしちゃう人もいると思うんですよ。そんな人たちに一首を捧げます。

    山肌の 熱き血潮に 触れもみで 哀しからずや 道急ぐ君(中島敦子)


 ここは、刈田岳山頂への登山口になっています。ここに車を駐めて、徒歩で山頂まで行くことができるわけです。もちろん、夏になってからの話ですけどね。
 その最初の、ちょっと小高い丘みたいなところまで行くと、さらに展望がひらけるんですよ。そこまでは階段を上っていけばいいのだけど、例によって、雪におおわれています。刈田岳山頂に続いて、またしても「ぷち雪山登山」です。


 この写真でわかってもらえるでしょうかね。
 雪道の上り下りというのは、滑るのも恐いけど、沈んじゃうのも恐いです。雪はかなり硬くなっていますから、たいていのところでは、その上を歩いて行くことができます。でも、あるところで突然に沈んじゃうんですよ。落とし穴でもしかけられているような感じです。




 そんなこんなで上っていくと、さらに美しい展望が飛び込んで来ます。
 もっとも、その違いを写真にできるかということになると、撮る人の腕にかかってくると思います。カエサルの技術では、同じような写真にしかなりませんね。


 谷底の渓流です。
 ここなんかもいい感じなんですけど、風景写真の難しさですよね。「綺麗だ」と思ってシャッターを切っても綺麗な写真になるわけではなく、「凄い」と思ってシャッターを切っても凄い写真になるわけではありません。なんか、歯がゆいです。


 道路のこっち側、写真のほぼ中央に、赤いものがポツンとあるのがわかるでしょうか。あれが、大黒様の頭巾です。
 道路のあっち側は、駐車場です。
 高いところから下を見下ろすというのは気持ちいいですね。


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