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この蔵王行では、どこにも寄らず、まっすぐに刈田岳山頂まで行きました。後は下りて来るだけということになります。
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途中、何度も「うわぁ、ここで写真を撮りたい」みたいなところを通るわけですけど、このワインディングロードで車を駐めるわけにはいきません。
カエサルは、「大黒天」の駐車場に車を駐めて、そこから歩いて写真を撮りに行くことにしています。
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蔵王に来て、山頂まで行って来たにも関わらず、ここをスルーしちゃう人もいると思うんですよ。そんな人たちに一首を捧げます。
山肌の 熱き血潮に 触れもみで 哀しからずや 道急ぐ君(中島敦子)
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その最初の、ちょっと小高い丘みたいなところまで行くと、さらに展望がひらけるんですよ。そこまでは階段を上っていけばいいのだけど、例によって、雪におおわれています。刈田岳山頂に続いて、またしても「ぷち雪山登山」です。
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雪道の上り下りというのは、滑るのも恐いけど、沈んじゃうのも恐いです。雪はかなり硬くなっていますから、たいていのところでは、その上を歩いて行くことができます。でも、あるところで突然に沈んじゃうんですよ。落とし穴でもしかけられているような感じです。
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もっとも、その違いを写真にできるかということになると、撮る人の腕にかかってくると思います。カエサルの技術では、同じような写真にしかなりませんね。
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ここなんかもいい感じなんですけど、風景写真の難しさですよね。「綺麗だ」と思ってシャッターを切っても綺麗な写真になるわけではなく、「凄い」と思ってシャッターを切っても凄い写真になるわけではありません。なんか、歯がゆいです。
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道路のあっち側は、駐車場です。
高いところから下を見下ろすというのは気持ちいいですね。
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