カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

◎2017年の鼻笛(おわら風の盆唄)

2017年01月06日 | ☆その他いろいろ 

 今回は「鼻笛」の話です。
 3年前に買って、いつでも練習できるように・・・っていうことで机の上に置いてあるんだけど、置きっ放しになっていた鼻笛です。


 小玉ユキさんの『月影ベイベ』です。富山県富山市の八尾(やつお)が舞台で、高校生たちが「おわら」という郷土芸能に取り組むという学園ドラマです。東京から転校してきた少女が何故かおわらを踊れるし、しかも上手い・・・というようなことから始まる話なんだけど、おわらというものに興味を引かれました。


 そういう踊りが実際にあるんだろうと思って、ネットで調べてみました。「越中おわら節」「おわら風の盆唄」などとして有名みたいで、知らなかったのはカエサルだけかもしれません。
 ユーチューブで見てみたんだけど、しっとりとした静かな感じの踊りです。踊りも素敵だし、お祭りとしても素敵だと思ったんですけど、特に気に入ったのが、演奏で使われている「胡弓」の音色です。


 「胡弓」について調べてみたんだけど、和楽器としての胡弓、琉球学科としての胡弓、擦弦楽器の総称としての胡弓などの意味があるそうです。
 おわらで使われているのは和楽器の胡弓なんだけど、アマゾンで検索してみたら「二胡」が出てきました。これじゃないんだよな・・・などと思ったりしたわけですけど、この写真のセット、チューナーまでついて12,800円です。ちょっといいんじゃない・・・などと思ってしまいました。
 この時点では、これを買ったら弾けるようになるつもりでいました。通販サイトで楽器を眺めたりしていると、そんな気になっちゃうんですよね。けっこう乗り気になっていたわけです。
 でも、そこで、机の上に放置されている鼻笛が目に入ったのです。




 鼻笛です。
 鼻笛についての説明は、3年前に書いた記事「鼻笛」を読んでもらうといいと思います。演奏も聴いてみたいという方は「鼻笛(2)上を向いて歩こう」も読んでみてください。毎月、定期演奏会を開く・・・なんて書いてありますよ。

 これを買って、最初の2ヶ月くらいは練習していたんですよ。音が出るようになり、曲を演奏できるようになりました。高い音や低い音、あるいは綺麗な音が出たり出なかったりするところまできました。
 その後も練習を続けようと思って、机の上に置いていたわけですけど、ダメですね。置きっ放しになってしまいました。

 楽器の練習っていうのは丹念な繰り返しが必要だと思うんですけど、カエサルはそういうのがダメなんですね。楽器だけじゃなくて、小学生の頃の「漢字ドリル」とか「計算ドリル」とか、全部ダメでした。今、写真を撮ったり、ペンタブでお絵描きしたりしているわけですけど、同じですね。コツコツと地味な努力を重ねるということができません。
 還暦を迎えて3日目かな、4日目かな。自分がダメ人間であるということを再確認することになりました。でも、ダメ人間にはダメ人間なりの生き方がある・・・なんて思ってますよ(笑)


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