カエサルの世界

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◎カセットテープ

2017年02月24日 | ☆その他いろいろ 

 若い人は見たことがないかもしれませんけど、カセットテープです。
 何に使うものかと言うと、テープレコーダーという機械に入れて、音楽などを録音・再生するものです。1970年代から90年代にかけて、全世界で使われていたと言っていいと思います。


 何がきっかけだったのかは覚えていないのですが、ふと、カセットテープのことを思い出してしまったのです。そのへんにあるだろうと思って、探してみることにしました。
 何年かぶりで、押し入れの所まで行きました。


 押し入れの中をかき回し始めて、最初に見つけたのが、ミニフロッピーディスクです。パソコンの記憶媒体です。カセットテープほどではありませんが、これも、けっこう長い間、かなり広い範囲で使われていました。
 探せばもっとあるんだと思いますけど、1枚だけヒョコリと出てきました。カエサルんちには古いパソコンが何台かあるので、それを起動させることによって読み取ることができるかもしれません。でも、そのパソコンにはUSBがついていないだろうし、インターネットにつなげるなんてこともできないし、データを移植するということなどは難しいと思います。


 これは、MOです。フロッピーディスクのでかいやつだと思ってもらえばいいと思います。似たようなものが何種類かあったのだけど、それぞれ専用の機械がないと使えませんでした。使われていた範囲は狭かったし、瞬く間に消えてしまったという感じですね。


 カセットテープはなかなか見つからなくて、あきらめちゃおうと思ったんですけど、テープデッキがあるということに気がつきました。
 4チャンネルのマルチトラックレコーダーで、多重録音ができます。最後に使ったのは10年以上前だと思うんですけど、そのときは多重録音をしたわけではなくて、ミキサーとしての機能だけを使ったんだと思います・・・といったような話を始めると長くなってしまうのでやめておきますが、この中にカセットテープが入っているということに気がつきました。


 カセットテープです。懐かしいという気はしませんでした。長いこと、あたりまえのように身近にありましたからね。こういうものが使われなくなったということの方が不思議な気がします。
 カセットテープが登場する前のテープレコーダーはオープンリール式だったわけですが、どこにでもあるというものではありませんでした。カセットテープの凄いところは、テープレコーダーを普及させてしまったということだと思います。カセットテープは、どこにでもあって、誰でも使っているものになりました。レコードのタビング、エアチェック、ウォークマン、カーステレオ・・・、そういう時代が30年以上は続いていたと思います。
 今でもカセットテープは生産されているそうだし、再ブームという話さえあるそうですが、消えつつあるということに変わりはありません。時代の変化というのは凄まじいですね。


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