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今回はクラゲなんだけど、写真を撮るためには集中力がいるところなんですよ。でも、このへんまで回ってくると、けっこう疲れているんですね。まあ、松島水族館に来たときの勝負所と言えるかもしれません。
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半透明のナマズ・・・ということなんだけど、半透明であるということより、え、これがナマズなの・・・っていう気がしちゃいますね。
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ここに、イロカワリアンコウというのがいるんですけど、わかりますか?
石の影に隠れているのかなと思って、しゃがんでみたり、横から覗き込んでみたり、いろいろとしてみたんですけど、わかりません。
いないんじゃないの・・・なんて思って、次の水槽に行っちゃおうかと思ったんですけど、あきらめきれずにもう一度見てみたら、いました。
左上にちょこんといるやつ、石ころだろうと思っていたんですけど、あれが生物なんですね。
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どう見ても、石ころ。じゃなければ、できそこないの置物。ぴくりとも動きません。そういう生き物なんだそうですよ。泳ぐのは苦手なのでマエビレを使って歩き、顔の前にある疑似餌に寄ってきた小魚なんかをパクリと食べちゃうんだそうです。
旧名は「イザリウオ」なんだそうです。そう言われてみると、どこかで聞いたことがあるような気もしますね。差別用語につながるということで「カエルアンコウ」に改名したんだそうです。「イザリ」というのは、「躄(いざり=足の悪い人)」ではなく、「漁り」らしいんですけどね。
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メキシコサラマンダーは、「両生綱(カエルなどのなかま)」の中の、「有尾目(イモリやサンショウウオのなかま)」の中の、「トラフサンショウウオ科」に属しています。
トラフサンショウウオ科の中には、幼形成熟(ネオトニー)するものがあり、「アホロートル」と呼ばれます。ネオトニーというのは、赤ちゃんの体のままで大人になっちゃうことですね。アホロートルにはエラがあるわけで、いわゆるオタマジャクシ、まさしく赤ちゃんの姿をしているわけですけど、これで大人なんですね。姿は赤ちゃんでも、りっぱに子どもをつくることができるわけです。その代表がメキシコサラマンダーです。
ちょっと整理をしておくと、両生綱>有尾目>トラフサンショウウオ科>アホロートル>メキシコサラマンダー・・・ということになります。
写真のアホロートルは淡いピンク色をしているわけですけど、これは、白化個体(アルビノ)です。本来は、黒っぽい色をしているそうです。アルビノであるということとネオトニーであることとは関係がないみたいです。
「ウーパールーパー」というのは、アホロートルが日本に持ち込まれたときにつけられた愛称なんだそうです。「愛の使者」という意味があるらしいんだけど、現地でもそう呼ばれているというわけではないみたいです。現地では、たぶん、アホロートルですね。
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