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左から、10インチタブレット(ASUS MeMO Pad Smart)、キンドルPW(ペーパーホワイト)、文庫本、スマホ(ZTE Blade Vec 4G)です。
大きさ(広さ)としては、タブレットがダントツに大きくて、キンドルPWと文庫本はほぼ同じ大きさ、スマホは文庫本の半分くらいの大きさと言っていいんじゃないかと思います。
言うまでもないことですが、文庫本は開かないと読めないので、読書中の大きさは2倍になります。
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重さとしては、タブレットが一番重くて、文庫本がこれに次ぎます。キンドルPWとスマホは、どっちの方が軽いのか、ちょっとわかりませんでした。
持ちやすさとしては、タブレットは重くてダメ、文庫本は開いていなければならないのでダメ。キンドルPWはなかなかいいけど、スマホには勝てない・・・というところでしょうか。
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タブレットでは「縦書きビューワ」というアプリを使ったこともあるのだけど、キンドルよりも機能が劣ります。ちょっと使いづらいです。でも、キンドル本に入る前の青空文庫を読むことができたりします。
まあ、それぞれに一長一短がありますね。
たとえば、タブレットで文字を大きくして・・・なんてのは、他の端末では真似ができません。この写真ほどではないけれど、タブレットで、文字を大きくして、何冊かを読んでみたのですよ。まあ、文字が見やすいということは間違いないし、もっと目が悪くなったら役に立つだろうと思うのですが、今のところ、それほど大きな文字を必要としているわけではありません。
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最初は、画面が小さすぎて読みにくいだろうと思ったのですよ。でも、せっかくスマホを買ったんだから、タメシに使ってみようと思ってやってみたら、予想以上に読みやすかったわけです。
画面が小さくても文字の大きさは調節できるわけで、その点では何の問題もありません。行間や余白、バックグランドの色とかも変えられるし、自分好みにカスタマイズできるというのはいいですね。タブレットでも同じことができるし、キンドルPWでも同じようなことができます。
小さい画面で文字を大きくすれば「1ページ」に表示される文字数は少なくなるわけですけど、その分、視線の移動が小さくなります。これは、意外な発見でした。読書をするときは1行の上端から下端まで視線を動かすことになるわけですけど、その幅が小さくて済むので読んでいて楽なんですね。特に、読書中にちょっと目を離したりすることがあるわけですが、そこから戻るときが楽です。
1ページの文字数が少なければ、その分、頻繁にページをめくらねばならないということにもなります。しかし、その動きがスムーズなのですよ。キンドルPWだと、表示の切り替えとかが遅くてイライラすることがあるのだけど、そういうことがありません。コンマ何秒という、ほんのわずかな違いでしょうけど、その違いが大きいのですね。スマホでは気軽にページをめくったり、戻したりできます。ペラペラペラと続けてページをめくったりすることもできます。前に読んだところを読み返したいというようなときは、視線の移動が小さくてすむということと相まって、極めてスムーズに探し出すことができます。
まあ、そんなこんなで、読書端末としてスマホは最高だと思っているところです。この秋は、スマホでの読書の秋ということになりそうです。
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