カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

ネオトニー

2011年06月09日 | ☆水族館とか   

 マリンピア松島水族館を、時間を遡行して紹介するシリーズの2回目です。
 まずは、イロワケイルカくんですね。別名、パンダイルカ。でも、「ジャイアントパンダのことをパンダと呼ぶのは止めよう」と小声で叫び続けているカエサルとしては、あくまでもイロワケイルカと呼びたいですね。パンダっていうのは、茶色っていうか、赤に近い動物のことだよ。


 アシカではないと思います。オットセイでもないと思います。アザラシかな。アザラシですね。アザラシです。












 黒潮の海、イッキにいってみました。


 今回は、こんな感じの「魚さんたちについての紹介」をこまめに撮っていたんですよ。だから、その気になれば、登場してくれた魚さんたちの名前を全部調べることもできたわけです。その気になれば・・・ですけどね(笑)


 ウーパールーパーです。
 和名は「メキシコサラマンダー」、または「メキシコサンショウウオ」です。分類としては、動物界/脊椎動物門/両生綱/有尾目/トラフサンショウウオ科/トラフサンショウウオ属/メキシコサラマンダーということになります。
 英名では「アホロートル」ですが、これは「メキシコサラマンダー」だけじゃなくて、トラフサンショウウオ属のネオトニーを指す言葉なんだそうです。

 ネオトニーというのは、幼形成熟、幼態成熟とも言って、つまり、赤ちゃんの姿のままで大人になってしまうということです。より具体的に言うと、栄養器官(生殖器官じゃないところ)は未成熟なままで、生殖器官だけは成熟してしまうということなんだそうです。
 生殖器官だけ成熟した赤ちゃん・・・、なんか凄いですね(笑)

 ヒトは、チンパンジーのネオトニーであるという説もあるそうです。
 我々は、まだ体毛も生えていない、チンパンジーの赤ちゃんであるわけです。でも、生殖器官は成熟しているので、赤ちゃんどうしで赤ちゃんをつくることができるわけです。
 ふふーん、そうだったのか。


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