カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

・松島散策(2)瑞巌寺~三聖堂

2014年10月02日 | ★蔵王・松島など 

 9月26日(金)に松島に行って、水族館を出た後の松島散策、2回目です。
 2回目なんですけど、最終回ということになります。早いですね。福浦島へは行かず、五大堂にさえ寄らず、そのまま帰って来ちゃったということです。
 それでも瑞巌寺(の前)には寄るというあたりが律儀と言えば律儀だし、帰り道だから当然だと言えば当然ということになると思います。


 瑞巌寺の、山門の前の、参道です。
 「参道」という言葉は意味が広いみたいで、山門の前も参道、山門の後も参道ということになるみたいです。
 その「山門の前の参道」なんですけど、右側は工事中だったので、左寄りに撮ってみました。右側の工事、長いですよね。震災から3年余、そろそろ芭蕉さんの人形とかに会いたいなという気もするのですけど・・・。


 「山門の後の参道」です。
 いつもだとここは通らず、山門から入ったところで右に折れて、三十三観音などのある道の方を通っちゃうわけですけど、今回は、まっすぐに参道を進んでみることにしました。
 あれ?と思ったのは、竹の、何ていう名前なんだか、竹のオブジェクトがなかったということです。伊達政宗公の遺訓とか、ですね。
 そもそも、ほんの数ヶ月の限定公開だったはずのものが、評判がよかったのか、公開期間を延長していたということだと思うのです。いつのまにか、あるのがアタリマエみたいに思っていたわけですけど、とうとう撤去されてしまったということですかね。


 参道の左側です。
 かつては、ここもりっぱな杉林だったわけですけど、伐採が進んでいて、とうとうこんな感じになってしまいました。
 ここまで伐採しちゃったとなると、ここに何かをつくるんでしょうかね。何ができるにせよ、「瑞巌寺ほどの寺はない」と言われた瑞巌寺の参道にふさわしいものになってくれるだろうと思います。


 参道の右側も、伐採は行われています。その切り株です。


 瑞巌寺の宝物殿では、秘蔵の能面を公開しているそうです。見てみたい、撮ってみたいという気持ちはあったのだけど、どうせガラス越しでうまく撮れないだろうと思ったし、下手をすると撮影禁止かもしれないと思ったりしました。それに、閉門まで20分くらいの時間はあったはずなのだけど、入場券の発売所は閉まっているし、迷うことなく、入らないことになりました。
 カエサル、瑞巌寺の中には一度も入ったことがありません。


 延命地蔵です。
 基本的に有料のところには入れないという体質のカエサルにとって、瑞巌寺の象徴とも言うべき存在です。


 瑞巌寺から駅方面に向かう参道。
 ここも「参道」と言っていいのだと思います。いい雰囲気のところです。


 「三聖堂」の手前にある日時計です。
 どうしてここにこの日時計があるのかはカエサルの研究テーマのひとつになっていたのだけど、今回もわかりませんでした。


 「三聖堂」です。
 三聖堂の三聖というのは、 観世音聖菩薩 、達磨大師、菅原道真公なんだそうですよ。今回、初めて知りました。すごい取り合わせだなと思いました。
 そもそも、達磨様を祀っているというのも、菅公を祀っているというのも、このへんでは珍しいですよね。
 (10/4追記)「観世音聖菩薩」ではなく、「聖観世音菩薩」でした。聖観音しょうかんのんですね。いろんな観音様がいるわけですけど、そのデフォルトとも言うべき観音様のようです。


 三聖堂の、手水場の龍さんです。
 なんか、いい味を出しています。


 ← 応援クリック、よろしくお願いします。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
三聖堂に祀られているのは (ゴトウオヤジ)
2014-10-04 19:32:31
聖観世音菩薩じゃないのかななぁ。
返信する
オヤジさん、こんばんは。 (カエサル)
2014-10-04 19:48:47
 聖観世音菩薩、聖観音(しょうかんのん)ですね。なぜか、聖が観世音と菩薩の間に入ってしまいました。

 ここ数年、仏教のこともチラリと興味を持っているのだけど、その体系があまりにも広大なのでチンプンカンプンの状態が続いています。
 聖観音が観音様のデフォルトなんですね。
 オン・アロリキャ・ソワカ


返信する

コメントを投稿