こうした扁額の写真、いろんなところで撮っているはずなので集めてみようと思ったのだけど、瑞巌寺のだけでそれなりの枚数になってしまったので、今回の記事は瑞巌寺山門の特集ということにします。
こうして並べてみると、門の両側に掲げられている板(何か名前があるのかもしれません)が違っているというのがわかります。左右ともあるとき、左右ともないとき、左だけのとき、右だけのとき、さまざまです。
変わらないのは扁額です。
左から「林/禅/海/(桑)」と書いてあるらしいのだけど、こういうのを読める人って、今の日本にどれくらいいるんでしょうね。もちろん、カエサルは読めません。読めないんだけど、美しい書だと思います。瑞巌寺105世天嶺性空さんの筆によるものだそうです。
読みのは右からですから「桑海禅林」ということになります。こういうの、「右から読む横書き」だと思っていたのだけど、そうではなくて、「一行一文字の縦書き」なんだそうです。そう言われてみれば、なるほど、ですね。
「桑」というのは「
「禅林」というのは「禅寺」ということで、全体としては「日本の、海の近くにある禅寺」という意味になるみたいです。
桑海禅林。
一昨年は2回、昨年は3回見に行きました。
今年は何回見に行くことになるのかな。
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