今宵の一枚はCorea Hancock、録音は1978年2月。レーベルはCBS SONY版とPolydor版あり。Jazz Pianistとしてはこの二人とKeithが最も知名度が高いだろう。ライブ録音ながら素晴らしい録音で、二人の火の出るような演奏がヒシヒシと伝わっくる。SACDも持っているのだが随分と趣が違う。不思議なことにLPよりアナログライクに聴こえるのだ。LPのほうがより鮮烈な印象である。切れ込みが鋭く、綺麗に高域まで伸び切り、アナログ再生とは思えないSNの良さに驚かされる。パワーアンプは同じMZ-1だから、C-5のエージング効果か?アナログ系の再生もかなり良くはなったが、まだライン系(デジタル)の音には追い付いていないかな。?いや、聴きようによっては、アナログでもここまで切れ込む音が再生できれば、もはやないものねだり、贅沢か。?
いかん、話がどうもオーディオになってしまう。
左ChがHancock、右ChがCoreaである。名手にて、どちらが上手いのなどとは言えない。が、Coreaの方がわずかに音色が豊かかもしれない。少なくても僕にはそう聴こえる。彼の方がより多彩な音が聴こえる気がするのだ。ともあれ、圧巻の演奏である。ボリュームを上げ、できるだけ大きな音で聴きたい。二人の代表曲であるSide Dの演奏が聴きモノだ。
side A
1.Home coming
side B
1.Ostiaote(from mikrokosmos for two pianos four hands)
2.The Hook
side C
1.Herbies' intro of chick
2.Bouquet
side D
1.Maiden Voyage
2.La Fiesta
(personnel)
Chick Corea
Herbie Hancock
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