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話し方教室 心の準備が・・・、最終回は待ったなし

2010年03月03日 | 話し方教室
一年間通った話し方教室も、私にとっては今日が最終回です。

いつもの発声練習の後、名簿順の発表です。
テーマ「待つ」でした。

このテーマで考えると、いくつもの過去の辛い想いが蘇ってきます。
いくつか書いてみたんですが、どれもとても良い話にはなるんですが・・・、
話が重すぎて、気分が暗くなっちゃうでしょう。
最終回には似合わないですね。

そこで、思いついたのが今年の正月の松・・・、
ではなくって「待つ」です。

<今年29になる娘は、学校を出てからずっと自活しているので、年に数回しか帰ってきません。

正月は、大晦日に仕事が終わってから、一日(ついたち)だけ帰宅します。

大晦日に来たメールに、「今年は家で寝て、早朝、行きます」と書かれていました。

そのことを、息子と母に、話すと
「そうなんだ」
「あら、そう。一緒に年越しそばが食べられないね」
「そうだね。まあ、忙しいから、疲れているんだろうし、無理しないで、ゆっくり来た方がいいよね」

明けて、元旦。
「お姉ちゃんが来ないけど始めようか。そのうち来るでしょう」と母の言葉で、
三人での食卓。おせち料理とお雑煮をいただきました。

10時を過ぎた頃、絵文字のお辞儀と「お昼過ぎに伺います」のメールが届きました。
「了解、気をつけてね」と返信。

もうそろそろ来るかな~って話をしていた、午後2時過ぎに、
「今、起きました。夕方頃着きます」とメールを送ってきた。

なんだか、ソートー疲れているんじゃないの。と、顔を見合す三人。

ようやく、5時過ぎに到着。慌しい3時間ほどの一家団欒です。>

説明調にならず、物語として解りやすく、情景を浮かび上がらせられたらと考えながらの作成でした。
娘を待つ父親、姉を待つ弟、孫を待つ祖母、それぞれの想いを描きたかったのですが、各自の言葉が少し足りなかったようですね。

今回で、この話し方教室へ通うのは最後です。
先生をはじめ、一緒に学んだ諸先輩、仲間の皆様お世話になりました。
この教室で、ひとつのテーマを与えられ、それそれの方々のお話を伺い、私に無い視点からの発想に、改めて勉強させられました。

話に対する講評も、それぞれの視点から良いものを取り上げる姿勢があり、承認の仕方として見習わせていただきます。

この一年間に学んだことを、これからはアウトプットしながら磨いてみたいと思っている今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。