スタンフォードの自分を変える教室 | |
ケリー・マクゴニガル | |
大和書房 |
意思力って何だろうか。
そんな疑問とやる力、やらない力、望む力に引き込まれて読み進めました。
心理学は脳科学に近づいたのか、脳科学によって心理学が解明されるのか。
本書を読んで思うのは、自分自身の在り方を考える自己認識力を高めることに役立つのではと云うこと。
自分が行動を起こせない人だと思う人には向いているかも。
「携帯ドーパミン装置」と云うのも出てきました。
これなんかは携帯電話やスマホ・ゲーム機などなんでしょうね。
これらも依存症にならない程度に使いたいものではありますが。
やってはいけないと云われるとやってしまったり、意識しないようにするとかえって意識してしまったり、
身の回りには「皮肉なリバウンド効果」で説明されている様な事例も多いです。
あの人を変えたいと云う事をコーチングのテーマに持ってくる人が時々居ますがそんなときには、
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」と云う言葉を紹介たりします。
自分は変らなくてもいいと云う人ほど厄介なことが多いな、等と考える今日此の頃、皆様如何お過ごしでしょうか。