いちばんやさしい教える技術 | |
向後 千春 | |
永岡書店 |
私たちは学校や社会など様々な場面でいろいろなことを教えられてきました。
しかし、教える技術は教えて貰えませんでした。
ですから、人に物事を教えるときには、その物事を教えてくれた人の真似をするか、自分なりの工夫を施して教えたりしました。
なかなか上手くできない時に、努力が足りないとかやる気がないからだとか云われたりしませんでしたか。
学ぶ努力が足りないとか頑張ればできるなんてことなら教える人なんかいらないじゃありませんか。
本当は教える人の教え方が下手なだけだったのに。
教える技術が必要なのは先生だけではないでしょう。
親子・兄弟、職場、地域社会、多くのところで人は何らかの形で人に物事を教えています。
本書の説明でしたが、私の説明はわかり易かったでしょうか。