初めてのハローワーク（職安）

朝、窓の外を覗いたらほんのり白い薄化粧、カラリと晴れた冬の日差しに日向の化粧は剥げ掛かっている。

パンとサラダとコーヒーで朝食を済ませ、総合体育館のトレーニングルームへ。

今日は「肩こり・腰痛体操」の日である、インストラクターの「肩が凝ってる人～！」の声に、素早い反応「ハイ！」
後半、靴を脱ぎストレッチする場面で自分の靴下の穴を発見。
これ以後、この大発見に気を取られ、ど～も恥ずかしくって駄目駄目だったな。

帰宅後、ひとっ風呂浴びて軽く昼食。

その建物に入り、入口の受付辺りで、どうしたらいいのか解らずどぎまぎ。
「どうしたんですか？」
「あのあの、ん～・・・。」
「そうですか、それじゃ書類は？」
「え～、と、え～、と、こ、こ、こ、これ」
「持ってるのね、じゃあ、この用紙に記入して、そこで書いたら、その番号札を取って待ってて」
言われた通りにして、順番を待っていると、自分の番号を呼び出すロボット音声。
指示に従ってその窓口へ。
カウンターテーブルがいくつにも仕切られていて、私しゃ２３番のおっさんの前の椅子へ。
書類の追加が出て来てそれにも記入、おっさんの質問に答え乍ら用紙に記入するんだが、此は鉛筆で、此はボールペンで、用紙によって筆記具が変わるんだ、毛筆が出て来なくて良かったぜ。

一通り説明を聞いて、今度はこの書類を持って２階へ行きなさいときたね。
はいはい、何処へでも行きますよ～だ。

それにしても人が大勢居るんですよ、職探しの人達はあっちにもこっちにもそっちにも所狭しと並んでパソコンの画面を見ながら職探し。
職員の方はもうとっくに定年は過ぎてるよねって感じのおっさん達がうじゃうじゃ。

２階へ行って、言われた所で待つこと暫し。
ここでも書類を出して、書類を貰って記入してはんこを押して、また、書類を貰って。
「次回はこの日に来なさい」
「は～、」
「貴方の失業認定日はこの日です、変更は出来ません」
「ほ～、それで～、これは～？」
「はい、此を持って下へ行って、そこで聞いて下さい」

で、また１階で待つこと暫し。
お話しを聞いて、「求職活動実績証明書」ってのにはんこを押して貰いました。
これが無いとチャンと就職活動を遣って無いだろ～って思われて、雇用保険（失業保険）のお金をくれないんだって。
まあ、取り敢えず、はんこ１コ頂きました～。
あっ、さっきのおやじ俺の名前間違えてやんの、やだね～。
エイヤッと線を引いて書き直しちゃえ（い～んかい、そんなんして！）
ん～、い～んじゃないか～、ちゃちいカードだし（笑）