ラムサール条約によって、保護された湿地、那覇の漫湖を、見てきました。マングローブが茂った、湿地にはサギやシギ、チドリ、かもめが見えました。那覇港の国場川、饒波川の合流地点から河口近くまでで、蟹やフナムシもたくさんいました。潮の香りもします。しっかり保護されているように見えましたが、最近では、生活排水の流入による水質汚染や、土砂体積が問題になっているようです。訪れたときも土砂排除作業中で一部入れませんでした。
ラムサール条約は1980年に締結された国際条約で、世界中の湿地や湖が1700箇所あまり登録されています。日本では釧路湿原が有名ですが、現在全国33箇所が登録されています。
近畿では琵琶湖。
私は以前から石鹸を使っています。子どもがひどいアレルギーだったことをきっかけに、生活を見直しました。水質汚染を少しでも減らせないかと思っています。
石鹸一個で髪の毛から爪の先まで、換気扇、台所の天井まで洗います。髪の毛は石鹸になれるまで、1年くらいかかりましたが、今では全く問題なし。顔も石鹸一個。独身の時は、各3000円のシャンプー、リンス、洗顔石鹸、クレンジングクリーム、お風呂用洗剤、トイレ用洗剤。マジックリンまだまだたくさんつかっていましたが、いまでは、人肌用に500円のオリーブオイル石鹸と、掃除用に3個300円の純石鹸、洗濯石鹸で終わり。
石鹸はエデト酸塩が入っていない、純石鹸なら、顔を洗っても化粧水もいりません。花粉症と、日焼け対策でファウンデーションと、日焼け止めを塗るくらい。
しみ、しわは加齢とともに増えましたが、つっぱったりしません。
以前、ボトル3000円の水質を汚染しない良く落ちる台所洗剤というのを売りに来られた方がいましたが、プレートに塗った油を落とす実験を実演されました。市販合成洗剤、その洗剤、そして「おうちで使っておられる洗剤があれば、持ってきてください。」と言われたので、台所の石鹸を持っていって一緒に実験してみたら、真っ先に汚れが落ちてしまいました。その洗剤、合成洗剤は全く。その方は困ったような顔をされましたが、「本当はこれの方がいいですよね。」と言いおいて帰ってしまわれました。
私はつい「本当なの?」と疑ってしまう性格なので、メーカーはころころ替わりますが、17年間毎日使いつづけた感触では、純石鹸なら、大体肌にトラブルは起こらないと思っています。
息子は年頃で、市販のシャンプーを自分で買ってきて使っていましたが、時々、ゴキブリが出たときにそのシャンプーをかけ、ほとんど一瞬で死ぬのを見て、「おかあさん、石鹸シャンプー買ってきて。」
家庭用排水をなんとかするだけでは、もう追いつかないのかもしれませんが、仕方ない、自分がやれるところからやるしかない。飛行機や、車に乗っちゃったら、それどころでない環境汚染に手を貸しちゃうんだし。エコロジカルな生活をしてるだなんてとってもいえないけれど、せめてもの石鹸生活。