音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

マンドリンアンサンブルのお誘い

2009-01-31 21:50:37 | コンサート

大学のクラブの先輩から、合奏のお誘いを頂きました。

豊中シティーマンドリンアンサンブル
http://homepage.mac.com/tcme/Menu1.html
4月25日(土)の演奏会で、ポンキエッリの「時の踊り」に、フルートで入らせていただきます。

楽しみです。始まりがブランスバンドなので、合奏するのはもともと好きです。マンドリンは大学のクラブで、指揮とフルートを掛け持ち。学外から指導に来られているK先生がオペラ譜を編曲したりしていましたが、「適当にフルートをつけておいて」と言われて、スコアを見ながら、セッセッと作っては、演奏した途端「そこはいらんわ。」と言われて、一瞬にしてぱぁ。「くそっ!これでどうだ?」と別バージョンを作ってだしたり、なんてことをやっていました。

考えたら、今もおんなじこと繰り返してるなぁ。

楽しかったんだなぁ。

今回は楽譜がちゃんと作ってありました。ほとんど原曲と同じバージョンです。
マンドリンは、日本では古賀メロディーとセットで思われているようですが、1stマンドリン、2ndマンドリン、マンドラ、マンドチェロ、ギター、コントラバスと、オーケストラの弦楽器部分はカヴァーできます。それに、曲によっては、フルートや、クラリネット、打楽器が入ります。
ヴァイオリンより音量が小さいので、金管楽器は入ると弦群を吹っ飛ばしてしまうので、あまり入りませんが、1回ホルンが入っているのをみたことあります。
アルコの代わりに、ピックで引きます。弦は一音に付き2弦はってあり、はじく時と、2弦をトレモロして、長い音符を引くときがあります。

オーケストラでできる曲はなんでもできますが、金管楽器がたくさん入った色彩感のある曲よりも、バロックや、メロディックなオペラ、なんかが合うような気がします。
今回の「時の踊り」は装飾音と撥弦が多用された、細かい動きがおもしろい曲なので、マンドリンオーケストラですると、オリジナルのオケ版以上におもしろいんじゃないかと思います。

音の立ち上がりがフルートと弦楽器では全く違うので、とっても気を使いますが、一人で吹くときと違ってその交わり方がおもしろく、今からすごく楽しみです。お仕事いただいて、うれしいです。先輩ありがとうございます。